たまりば

多摩のコミュニティビジネス 多摩のコミュニティビジネス多摩市 多摩市

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  
Posted by たまりば運営事務局 at

2014年04月09日

リスクを取らないことが最大のリスクという言葉


チャールズ・ダーウィンの有名な言葉に
「この世に生き残るのは、
力の強いものでも、頭のいいもの
でもなく、
変化に対応できる生き物だ」

というのがある。


つまり、リスクを取らないことが
最大のリスクということだろう。


このような言葉は、
理屈としては受け入れられる。


だが現実に自分の身に置き換えると
そう簡単にはできないよね。


人間も動物である以上、
種の保存のため
本能的にリスクを避けるように
出来ているからだ。


わざわざリスクを承知で
首を突っ込むのは
見返りがはっきりしている場合か、


そうでなければもの好き、オカシイ人
ということになる。


ただ、時にはダーウィンの言うように
人生には意図的にリスクを拾わなくては
ならない局面がある。


それは現状から逃避したい時ではなくて、
取り巻く環境に自分が過剰適応している
と感じられる時
だ。


過剰適応は、痛みを伴わないし、
居心地も良いから逆に始末が悪い。


しかし、過剰適応すると
環境に対して硬直的で
急激な変化には対応できない。


そしてパラダイムシフトとも
いえるような大変化は、今の時代
いつ訪れても不思議がない。


どんなにうまくいっているシステムも
そのうまくいっていること自体に
リスクを内包している。


企業であれば、
技術革新や法改正、
外国の脅威など要素は
常に豊富にある。


個人起業のような
スモールビジネスは、
同じようなリスクにさらされても
図体が小さく、舵取りが格段
に早く出来る分、
リスク回避は容易である。


しかし、取り巻く環境の変化そのものは
企業であれ個人であれ平等に
やってくる。


それも大きな変化は
ある日突然やってくる。


ではどうするか。


それには、
日頃から小さいことでよいから
リスクを取る訓練をしておく

ことだと思う。


行動で言えば
あえて居心地の悪い場や
集まりに身を投じてみる。


嫌いな上司や部下と一杯飲みに行く等
話をしたくない人に会い、
話をしてみる。


大勢の人の前で発表するとか
やったことのないスポーツや
音楽、工芸など
得意としていないことに
わざとトライしてみる。


引っ越しや、海外の見知らぬ土地への
旅もよいだろう。


自分は、かつても今も
世界を放浪するバックパッカーに
憧れがある。


それも小さ目のリスクを取って
自分を変えたい、
そんな気持ちからかもしれない。



  

  • Posted by グッドリスナー at 16:00Comments(0)

    2014年04月09日

    弱点も味方を変えれば、実は強みの裏返し


    自分自身の過去を棚卸ししていくと
    当たり前のことだが、
    プラスのこと、マイナスと思えること
    両方が出てくる。


    経歴書などは、
    ふつうプラスのことだけを書き、
    マイナスのことは極力書かない。


    だが、ブランディングによって
    プロフィールを作ろうとする場合は、
    両方とも重要だ。


    それは、欠点があった方が
    親しみを持てるということ
    だけではなく、


    しばしばマイナス部分は
    裏返せばプラスにもなること

    だからだ。


    たとえば、カウンセラー
    のような仕事の場合、


    順風満帆、過去の人生で
    一度も挫折したことのない人の話と


    苦労に苦労を重ねて
    今日ある人の話、
    どちらに相談したいと思うだろうか。


    考えるまでもなくわかることだ。


    マイナス部分に入るのは
    体験だけではなく、
    性格や行動パターンも
    あるだろう。


    だが、これとて
    見る人が見れば
    共感できる部分となる。


    自分の場合では、
    極端に待たされることが嫌いで
    昼食の行列に並ぶことなど
    自分にはあり得ない行動だと思っている。


    時間的余裕がある時でも
    並ぶくらいなら
    まずくて高いものを
    食べた方がよいとして
    店を選んでしまう。


    これなど人間が出来ていないから
    と言われればそれまでだが、


    そうそう自分もそうなんだよね
    という人から見たら
    共感を覚える性癖かもしれない。


    結局のところ
    すべてのプラスとマイナスは
    人から見た時の見方、評価であって
    相手次第である
    と言える。


    ひと口に人間性とは言うけれども
    フトコロの深さ、拡がり、厚みには
    陰影というものが不可欠だ。


    だから
    「こんな自分」と卑下する必要は
    全く無く、
    すべての経験、嗜好、考え方は
    個性であり、財産
    なのだと思う。

      

  • Posted by グッドリスナー at 11:06Comments(0)