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Posted by たまりば運営事務局 at

2014年12月09日

「人間は想像できることまでは成長できる」のだが


「人間は想像できることまでは成長できる」
という言葉がある。


至言ではあるが、
裏返せば想像できない自分には
決して成ることはできない
ということでもある。


ところでこの「想像できる」ということには、
メンタルブロックが強く関係している。


想像できないのは、
自分の中のメンタルブロックが
大いに関係している。


メンタルブロックは、
物心つくかつかないかの幼いうちに
親や周囲の人からくり返し教え込まれる
ことから始まり、


教育によってさらに強固に
形成されていく。


あまりにも自然に自分と一体化しているので、
ふだんその存在に気づくことはない。


たとえば、有名な「象をつなぐ杭」の話である。


象は子象の時、
子象の力では抜けない杭に
つないでおく。


そうすると子象には、
「杭とは決して抜くことができないもの」
というメンタルブロックが形成され、


大人の象になって、
本当はもう簡単に引き抜ける力があるのに
「引き抜けない」というメンタルブロックから
引き抜こうと思うことそのものをしなくなる
という話である。


人は成長過程で親や学校、周囲の人間から、
象とは比べ物にならないくらい
多くのブロックを植え付けられている。


「こんなことをしたら笑われる」
「そんなことをしてもうまくいくはずがない」
「〇〇らしくしなさい」
等々。


ブロックには人が社会で調和していくために
必要なものもあるが、


よくよく考えてみるとむしろ人生の
杭=足枷になっていることも多い。


しかし自分ではブロックの存在を
認識していないので、
自分では外しようがないのだ。


だが、「想像」の範囲を拡げるにためには、
自分の中のブロックを取り外す作業が
必要になってくる。


そのための最善の方法は、
すぐれた質問力を持った人に自分を語り、
自分の中のメンタルブロックを
見つけ出してもらうことである。


ブロックが明確となれば
それを取り除く方法を見つけることは
そう困難なことではない。


くだんの象の場合ならば、
現在のポテンシャル(大人の象の筋力)
を教えてやり、


杭の引っ張り強度を教えてあげることで、
杭を抜くことにトライしてみよう
という気になるはずである。



  

  • Posted by グッドリスナー at 17:00Comments(0)メンタルブロック