2015年02月12日
学生時代にぜひ身につけておきたいスキルとは?
東洋経済のキャリア相談のコーナーで、
学生時代にどんなスキルを身につけたらいいか
という学生の質問を見た。
質問をした学生さんは、
偏差値の高くない大学の学生で、
出身大学による不利を心配しての質問である。
回答者の方は、
社会人必須のスキルである
Excel, Word, Power Pointなどの
MSソフトの操作スキル、
英語以外の外国語の修得、
物事の見方や考え方を鍛えること
などを奨めていた。
どれも正しいだろうが、
もっとよい答えも他にたくさんありそうだ。
自分の経験からアドバイスするとすれば、
断然コミュニケーションに関するスキルを
磨くことを推奨する。
コミュニケーションといっても
飲み会の企画や誰とでも仲良くなれる
といった類のことではない。
磨く価値のあるコミュニケーションスキルとは、
プレゼンやスピーチなどの
パブリックスピーキングのスキルである。
学生時代に数多くプレゼンを
経験している人もいるだろう。
だが、年齢や職業、属性の異なる
様々な人の前で、
人々の心を動かすパブリックスピーキングは
そうは経験が無いはずだ。
だが、営業職はもちろん、
経理業務や開発などの技術職においても
コミュニケーション力が極めて重要だ。
ビジネスの世界では、
社内業務を含め一人だけでは達成できない
仕事ばかりである。
職種や状況によっては
別の企業との共同作業も
頻繁に行われる。
そんな時、コミュニケーションスキルの
差が結果に大きな差異を生む。
コミュニケーションスキルは
ノウハウを学び、経験を積めば
どんな人でも身につくものだ。
学生時代にそれを多く身につけておけば
社会人となって後、
大変助かることが多いだろう。
MSツールや外国語の修得も良いが、
すぐに使う必然性が無いと
なかなか身にはつかないものである。
これから社会人となる学生さんには
ぜひぜひコミュニケーションスキルを
つけることをおススメする。
Posted by グッドリスナー at 17:00│Comments(0)
│パブリックスピーキング