2014年12月24日
自分スタイルをメッセージとして届ける
対人折衝やプレゼンにおいて、
いかに聞き手に届くメッセージを発信するか。
自分は、あまり話し方を気にする必要はない
と思っている。
スピーチ教室の先生方には申し訳ないが、
聞き手の行動を促すようなメッセージには
発声や話すスピード、間の取り方や表情、
ましてやボディコンタクトといったテクニックは
不要である。
流暢であることは時にマイナスポイント
にさえなることがある。
それでは何が最も重要かと言えば、
「その人だけのスタイル」が感じられる
ことだと思っている。
プレゼンの主張とその人のスタイルが一体化
していると聞き手には強烈な印象が残る。
「〇〇と言えばあの人」といったふうに。
プレゼンの名手といわれる人たちや、
お笑いの世界で大御所とよばれる人たちは
例外なく自分のスタイルを持っている。
スタイルは一朝一夕で築かれるものではないが、
己を知る努力を重ね、
一貫してブレることがなければ、
徐々に身についてくる。
そんなスタイルが出来てくれば
上っ面の話し方の巧拙などはものの数ではない。
どんなプレゼンや対人折衝も
聞き手の心を動かし行動を促せなければ
しなかったことに等しいのだ。