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Posted by たまりば運営事務局 at

2014年12月20日

プレゼンテーションにおける話し方の巧拙


話し方の巧拙は、プレゼンテーションにおいて
どの程度重要性があるのだろう。


自分の経験から言えるのは
話し方は服装や物腰、見た目と同じレベルで
プレゼンの成功に影響がある
ということだ。


とても重要ではあるが、
コンテンツそのものではないので
決定的な要素ではない。


どんなに話し方が明快で素晴らしくても
中身の無い、得ることの無いプレゼンだったら
それは見た目だけきれいだが不味い料理と
何も変わらない。


話し方教室のようなところでは、
このプレゼンと話し方の関係が
しばしば整理されていない。


上手な話し方を否定したり
軽んじたりする気は一切ないが、
プレゼンの目的にとってそれは
最重要事項ではない。


プレゼンの目的は自分の思いを伝えて
相手に何らかの行動を促すことだから
コンテンツが7割である。


プレゼンをするということは、
「聞き手に何をプレゼントできるか」
「聞き手が求めているものは何か」
「聞いた人のために自分の持っている何が使えるか」
「なぜ自分は聞き手にこの提案をしているのか」
を伝える作業である。


そのために考え、十分な準備をし、
構成を決め、リハーサルをする。


だから本質的なことは
美しいスライドでも
明快でわかりやすい話し方でもない。


逆に言えば先の四項目がはまり、
きちんと準備されていれば
プレゼンとして70%はOKである。


ところでこの四項目、
「聞き手」というところを「お客」とか
「自分の会社」、「上司」に
置き換えてみてほしい。


そのまま自分が今為すべきことが
見えて来ると思わないだろうか。



  

  • Posted by グッドリスナー at 11:43Comments(0)