プロフィールプロデューサーの独り言

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

台風１１号が去り、
関東地方はいわゆる
台風一過。
また暑い夏が戻ってきた。


暑いのは大好きなので
全然かまわないのだが、
台風前と台風後ではなんとなく
気候が違っている感じがする。


うちの奥さんは、
こどもの頃、台風一過という言葉
を聞いて、「台風一家」と勘違いして
いたのだという。


台風の家族が空のどこかに住んでいて、
そこには台風のお父さんやお母さん、
こどもたちがいる。


なんかすごく素敵な勘違い
だよね。


自分はこどもの時、
野球中継の時の固め打ち
という言葉を聞いて、
「片目打ち」だと勘違いしていた。


ただでさえバットで
ボールを打つのが難しいのに
片方の目をつぶって打つなんて
プロはなんてすごいのだろう
と思っていた。


今考えると、こどもの想像力は
柔軟で、とても面白い。


最近はパソコンのワープロ変換で
珍妙な単語が出てくることがあるが、
あれなどよりずっと面白い。


年とともにだんだんそんな心の柔軟性が
無くなってきているので、
素敵な勘違いのできる心が
とても眩しい。



  

大型液晶テレビにつないでいる
ハードディスクの調子が悪い。


少し前から再生中にフリーズ
するようになり、


その頻度がだんだん多くなり、
ついに呼び出しも困難に。


機械の問題なのか、
接続なのかそれ以外の理由か
よくわからないが、


テレビ番組はリアルタイム
で見るより録画の方が多いので
困ってしまう。


ところで、ハードディスクの
録画データというのは、
人間の脳の古い記憶とけっこう
似ているところがある。


人は生まれてこの方の記憶を
実はすべて記憶しているというが、
それはどうも本当のことらしい。


ハードディスクではデータ削除するとき、
実際はヘッダーの部分だけを削除して
データそのものは残存しているように


人間の記憶も思い出す
キッカケの部分が失われている
だけのことらしい。


だから、過去の記憶や経験を
呼び起こすためには、
自らマインドマップを描いたり
適切な聞き手が必要になってくる。


そうしておいて
記憶のキッカケを拾い出す。


結局のところ人格を形成しているのは、
元々の遺伝形質と過去の記憶や経験だから、


自分が誰なのか知るには、
このキッカケを起点にして
作業を進めていくことになる。


さて、自分の中のハードディスクが
壊れていないといいのだが。