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Posted by たまりば運営事務局 at

2014年08月27日

転職したい人の理由ベスト5、タテマエとホンネ


リクナビのアンケート調査で、
転職したい人の理由について
面白い結果が出ている。


面接時に、面接担当が
転職を決意するに至った理由
を聞くと、


・ キャリアアップしたいから
・ (前職の)仕事内容に興味が持てなくなったから
・ 労働時間や労働環境に不満だから
・ 経営方針や職場の方針が合わないから
・ 給与が不満だから


といったところを
挙げている人が多い。


一方、面接の場ではない非公式な場で
こっそりホンネを聞くと
3つまでは同じ理由だが、
新たに


・ 上司や経営者の仕事への姿勢が気に食わない
・ 同僚や先輩、後輩との人間関係がよくない


というのがキャリアアップや経営方針に
代わって新たに挙がってきている。


これを見ると人が転職を決意する
理由は、待遇より人間関係のウエイトが
大きいのだなと感じる。


逆に言うと少々待遇面の不満は
あっても人間関係のよい職場は居心地がよく、
転職志向にはなりにくいのだろう。


戦う集団は仲良しクラブではダメ
とはよく言われることだが、


それは経営者目線の話であって
人間関係のよくない職場は、


たとえ仕事にやりがいがあって、
待遇面がよくても結局居たくなくなる。


対外的なコミュニケーション
スキルについての啓発書は多いが、


社内のような小集団、
あるいは上司や部下との
ミュニケーションについては
まだこれからなのだろう。


最近は、メンタルヘルスが注目され、
相談窓口などを設けている会社も
多くはなってきたが、


社員一人一人にはまだ
自覚も訓練も為されていないから、


前向きな意味で
居心地のよい人間関係をつくる
取り組みが絶対に必要である。


今の日本の企業は、
短期的に効果の出ないことには
なかなか取り組まないが、


良好な人間関係を持つ集団は
漢方薬のようにジワジワと威力を発揮し、


長い間には大きな結果を
生んでいる。


成功企業に学ぶというが、
成功企業とて特別なことをしている
わけではないことが多い。


結局は、時間をかけて
暖かい社風を作り上げたからこそ
出来ていることなのだと思う。



  

  • Posted by グッドリスナー at 23:55Comments(0)

    2014年08月27日

    危険地域の情報は人まかせに出来ない


    広島県で発生した土砂災害、
    行方不明者の懸命の捜索が
    続いている。


    だが、救助にあたっている
    自衛隊の人によると
    状況としては東北大震災より
    酷いという。


    捜索のため犬が導入されているが、
    土砂で流され、埋め尽くされているので
    生存反応が確認できない。


    これ程の状況を前に各方面からは
    行政としてなぜもっと以前から
    抜本的な対策を講じてこなかったのか
    との声があがっている。


    しかしテレビ報道によると
    危険地域を指定し公表したり
    することに対する反対も人もいるらしい。


    いわく、
    「そんなことをされると
    資産価値が下がる」。


    たしかに危険地域となれば
    土地の値段も下がるだろうし、
    アパートの家賃も低く抑えられる
    だろう。


    だから同様の事情は広島だけでなく、
    全国いたるところで存在するのだろう。


    だが、これは住む場所を選ぶ時
    決して見過ごせないことである。


    「沢」や「谷」、「窪」などの地名が
    付いているところは危険、という本
    が出ているが、


    最近は開発などで古地名が
    分からない場合も多いので
    かんたんには判断できない。


    その土地が安全かどうかは
    グーグルマップの航空写真で
    現在の地形を見ることと、


    市役所や図書館で古地図を
    見る必要がある。


    また直近100年くらいなら
    災害記録も残っているので
    調べておきたい。


    何々、そんな面倒なことをって?


    一生に一度か二度しか買わない
    家を買うのにその程度の労力を
    惜しんでどうする!


    今回の大災害は多くの教訓を
    残していて、地形と土質、
    過去の記録がとても大切なこと
    であることを示している。


    以前、地方でニュータウンの仕事を
    していたことがあるが、
    その時の造成を請け負っていた
    某ゼネコンの土木課長の言葉が
    忘れられない。


    そのニュータウンは山を切り崩して
    土砂を谷など低いところに埋めて
    造成を進めているのだが、


    そのような土地は地盤が
    盛り土なので堅固ではなく、
    大雨などには極めてぜい弱
    なのだという。


    同課長によると、そのような
    地盤が自然てん圧で安定するためには、
    なんと200年はかかるのだそうだ。


    そして造成していながら
    「自分だったらこんな土地に
    マイホームなんか絶対建てない」
    と言っていた。


    販売業者は当然都合の悪い
    情報は流さないだろうし、
    行政も人口減なら転入を望むので
    あまり言いたがらないだろう。


    日本に住む以上は、
    自分のことは自分で守る
    意識は絶対に必要である。



      

  • Posted by グッドリスナー at 17:30Comments(0)