たまりば

多摩のコミュニティビジネス 多摩のコミュニティビジネス多摩市 多摩市

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  
Posted by たまりば運営事務局 at

2014年08月31日

自己ピーアール どこまでなら経歴詐称にならないか


就活では、履歴書や面接において
当然自己ピーアールが必要になる。


その時、採用されたい一心で
多少オーバー目に表現してしまうことは
よくあるだろう。


しかし、やり過ぎれば経歴詐称となり、
発覚した場合は、最悪採用取り消しになる
こともまたある。


では、詐称とならないボーダーライン
というのはあるのだろうか。


これも一消費者として
商品を買う場合に置き換えて
考えると分かりやすい。


たとえば食品の場合、
産地、内容量、生産日や賞味期限、
これなどは正確でなくては
話にならない。


その他食品衛生法で定められた
必要記載事項は当然のことである。


だが、それ以外の情報の場合は
詐称になるかといえば微妙である。


「じっくり熟成した」
「伝統の〇〇製法を取り入れて」
「厳選したスパイスを使用」
などは曖昧で、書きようで
どうとでもなる。


結局、必要記載事項を除いて、
明確な数値以外は自己ピーアールとして
書けるとも言える。


さらに、面接の場合は、
会社が採用評価の根拠としたことと
無関係のことであれば、
ある程度大目に見てもよい
との考え方もある。


たとえば英語の能力を評価して
採用する外資系商社の面接で
TOEICの点数を高めに申告したら詐称だが、
まったく英語力を必要としない会社の面接
においては微妙という話である。


だが、これらは一般論、
自分の考えはちょっと違う。


そもそも詐称や過剰なピーアールは
すべて自分目線な話である。


相手目線にたって考えた時、
ウソの経歴や自分を過大に見せて
購入(採用)されたとして
そのお客(会社)のためになるだろうか。


発想を変えるべきである。


採用側にとってのベネフィットをよく知り、
自分の引き出しの中にあるもので
提供できるものを整理、編集して提示する。
それだけでいいじゃないか。


そこには詐称とか過大ということは
入り込む余地がないはずである。


相手(採用側の企業)が受け入れなかった
とすれば、それは商品がダメだったのではなく、
ニーズが合わなかっただけである。


ニーズが合っていないのに
間違って購入され、苦情を言われても
こちらも困るわけだから、
むしろ買わない(採用しない)でくれて
ラッキーと思うべきなのだ。


結局、プロフィールづくりの真髄も
この点にあって、


購入者(採用者)目線に近づけて
自分の特徴や経歴を編集し、


どれだけ的確に自分を表現できるか
ということなのである。



  

  • Posted by グッドリスナー at 23:55Comments(0)

    2014年08月31日

    就職面接での見られ所とは?


    就職氷河期はかなり
    緩和されてきたとはいえ、
    一流といわれる企業への
    就職は相変わらず厳しい。


    なかでも最大の難関と
    されるのは面接である。


    面接をクリアするための
    セミナーや個別指導もあると聞く。


    だが、面接は確かに重要ではあっても
    わずか数分から長くても数十分で
    すべてがわかるわけがない。


    面接官は人を見抜くプロだから
    短い時間で適否をすぐに判断できる
    という人もいるけれど、
    それは買いかぶりである。


    人間は多面的でとらえどころがない
    というのが実際だから、


    ベテランの面接官にしても
    いやベテランであればあるほど
    そんな自惚れは持っていない。


    では就職面接で面接官は
    何を見ているのか。


    それは自社にとって
    「この人は就職したら何を提供
    してくれるのか」
    それを見ている。


    だから「ありのまま」や
    「とらえどころがない」状態で
    差し出されても面接官は
    困るのである。


    採用されたい側としては
    自分の中の引き出しをよく整理し、


    採用されたい企業に対して
    何を提供できるのかを一本の物語
    のように編集する。


    面接官といえど人間だし
    短い時間で判断するのは至難なので


    面接を受ける人が
    「会社に何をもたらしてくれるのか」、


    それが独りよがりでなく
    会社の求めているものと一致しているか
    それだけを判断する。


    こう考えると面接の前に
    ある程度勝負は決まっている
    ことがわかる。


    つまり、自分の中で目的の会社に
    が必要としていることが何かを知り、
    「きちんと分かりやすく整理編集すること」
    である。


    面接する側の経験者としては
    何を考えているのかわからない、
    こちらのニーズに応えてくれるのか
    わからない
    というのが一番困る。


    これは商品を購入する時と
    まったく同じ心理だ。


    誰だって、商品の中身や
    特徴がよくわからない、


    自分のニーズを満たしてくれるのか
    わからない、という状態では
    商品を買わないだろう。


    とどのつまり、面接とは
    第一印象だけでなく、
    商品戦略が必要な作業
    なのである。



      

  • Posted by グッドリスナー at 12:00Comments(0)

    2014年08月30日

    快眠には光の使い方が重要らしい


    皆さんは、夜ぐっすりと
    眠れているだろうか?


    自分はきわめて寝つきがよい
    というか、どこでも寝られるタイプ
    なのだが、


    部屋が明るいと寝られない
    という人はたくさんいる。


    これは至極正常なことで、
    明るい光は交感神経を覚醒させる
    効果があるためだ。


    睡眠にはメラトニンというホルモンが
    関わっていて、


    500ルクス以上の光や、
    短い波長の青い光で分泌が
    少なくなることが知られている。


    500ルクス以上の光というのは、
    住宅内で証明をつけている状態や、
    オフィス内の明るさである。


    ちなみにコンビニの店内の明るさは
    2500ルクス以上もあり、
    とても明るい。


    ただ入眠には真っ暗もダメで
    月明かりくらいの明るさが最も良く、


    できれば徐々に暗くなるような
    感じがとてもいいらしい。


    かつて人間は照明など無かった頃、
    日没とともに就寝していた。


    だから徐々に暗くなる中で
    入眠するというのが本来の姿
    なのだろう。


    最近は様々な照明器具が
    登場しているが、寝室用に
    このような照明器具がもう開発
    されているのかもしれない。


    ところで、どんな時もスパっと
    入眠するにはコツがあるのを
    ご存知だろうか?


    自分はそれを特技にしているが
    別に特異体質というわけではない。


    そのコツは、
    体温を上げないことと
    床に入った時の頭の中にある。


    入眠には体温が下がるプロセスが有効だが、
    それに加えて、「軽く疲れる」のが
    とても効果的だ。


    「軽く疲れる」には、
    どうでもいい本を少しだけ読むとか
    ごく軽い運動をするとよい。


    テレビやPCは青い光が
    出まくっているからダメで、


    激しい運動や風呂も体温を
    上昇させるのでよくない。


    まあ、こんなことにも
    ちょっとした工夫はあるものだね


      

  • Posted by グッドリスナー at 23:55Comments(0)

    2014年08月30日

    夏季休暇取得で同僚に最も気をつかう人が多い


    夏休みも終わりだが、
    会社員が夏季休暇を取得する際に
    最も気をつかう相手は、


    上司でもクライアントでもなく
    同僚であるという。


    これは、Hotels.comが全国の
    会社員200名を対象に夏休みの
    実態調査として行った結果である。


    これと同じ調査を欧米の企業で
    行ったらどんな結果になるのか
    興味深いところだが、


    自分もかつて会社員だったので、
    なんとなくわかる気がする。


    長い休暇というのは、
    会社が取らせないとか
    上司の評価が気になるというよりは、


    その間の対応で同僚や部下に
    負担をかけることが申し訳ない
    という気持ちと、


    職場に戻ってから、
    まだエンジンがかかっていない状態で
    仕事の山と取り組むのがストレスで
    取りにくいという感じだった。


    とにかく休みを取らせない
    ブラック企業はともかくとして
    多くの職場ではこんな感じ
    なのではないだろうか。


    しかし今の時代、
    携帯電話とメールがあるので、
    休暇中でもどんどん仕事は
    追いかけてくる。


    自分などはバカなことだが、
    海外旅行で滞在先のホテルにPCを持込み、
    毎日メールをチェックして返信し、
    時には電話で対応したりしていた。


    ある時などキャンプ先で
    たき火で焼き鳥を焼いている最中に
    見積もり依頼の電話を受けた。


    電話もメールも相手はどこにいるか
    わからないので遠慮がない。


    こんな状態では本当に休暇を
    取ったとは言えないので、


    自動車会社のダイムラー・ベンツでは、
    休暇中の社員にメールが届くと
    自動的に削除するシステムを導入したという。


    だから休暇を終えて出社しても
    仕事がたまっていないので、
    ストレスなく復帰できるという。


    会社員という働き方で最も
    ハンディキャップがあるのは、
    長期休暇が取りにくいことだと思うが、
    これなら少しは休暇が取りやすくなる
    かもしれない。


    もっともメールを贈った相手に対しては
    どのようにシステムが対応しているのかは
    情報が無い。


    自分としては、この問題は
    究極的にはワーキングシェア
    でしか解決できないと思うのだが。



      

  • Posted by グッドリスナー at 12:00Comments(0)

    2014年08月29日

    内部告発とは組織と決別する覚悟のいること


    某大手エステサロンで、
    労組を作り待遇改善の旗頭となっていた
    女性に経営者と経営幹部が圧迫を加えたとして
    内部告発され、問題になっている。


    急成長を遂げた企業にありがちなこと
    ではあるが、あらためて人を雇うことの
    重さを感じさせられる事件である。


    経営者には自分がゼロから作り上げた
    会社なのにという思いはあろうが、
    組織とはしょせん人が作るもの。


    このような日が来ることは
    常に覚悟しておかなくてはならない。


    今回の内部告発の場合は
    労組を作った本人ということで
    最初から告発者がわかっているので、


    告発者としても会社側から
    圧力がかかることは当然覚悟の上
    ではあるだろう。


    しかし、一般的な告発の場合は
    どうなのだろう。


    法律上は、公益通報者保護法というのが
    2004年に制定されていて、


    告発によって解雇や降格、減給等の不当な
    扱いをしてはならないとなっている。


    だが現実には法にかからない形で
    退職に追いやるなどは当たり前のように
    行われているのだろう。


    その職場、その人しか知り得ない
    実態が暴かれれば、
    いくら匿名性を高めても
    告発者は特定されてしまうだろう。


    かりに会社に圧迫する意思が無い場合でも、
    告発者がいる職場の人間関係は
    良好な状態は保てそうになく、
    本人も居ずらいだろう。


    自分が内部告発者の立場だったら
    どうするだろうか。


    そもそも匿名で告発するというのも
    好きではないが、自分以外の誰かに
    迷惑が及ぶことはあるかもしれないので
    それはやむを得ないとして、


    告発をするとなったら
    その組織とは決別することを
    前提に行動すると思う。


    結局、個人が組織と戦うというのは
    そういうことであり、
    内部告発というのは告発時点では
    内部でも、


    その後は内部ではなくなる
    ということである。


    今回のエステサロンの場合も、
    告発者の主張が認められたとしても
    組織には残れないだろう。
    この場合の勝者は誰になるのだろうか。



      

  • Posted by グッドリスナー at 23:55Comments(0)

    2014年08月29日

    ブラックバイトがはびこっている?


    ブラック企業ならぬ
    ブラックバイトが
    はびこっているという。


    人件費の削減で、正社員がやっていた
    仕事は契約社員やパート社員に
    というのはもうずい分前から
    行われていたことだが、


    今はそれがアルバイトにまで及び、
    正社員なみの責任や重労働を課す
    企業が出てきたからだ。


    外食チェーンや居酒屋など
    バイト頼みの無理なシフトを組み、
    強制する。


    「レジ打ちでミスがあったので
    不足分を弁償してもらった」
    「ケーキの販売でノルマに達しなかった分を
    給料天引きで買い取らせた」
    「バイトは有給休暇を取れない、と伝えた」


    すべて違法である。
    さらに、
    「有休を取りたいなんていうバイトは
    クビにしよう」というのも絶対ダメである。


    簡単に解雇できないのは
    正社員もアルバイトも同じなのだ。


    そもそも雇用形態の異なる労働者
    を使ってコストダウンを図ろうとする
    さもしい考え方が間違っている。


    某大手外食チェーンの経営者などは
    「最近の若者は、きつい仕事を
    避けるようになった」などと
    見当違いの責任転嫁発言をしている。


    企業経営でコストを圧縮することは
    勿論必須のことではあるけれども


    それは過重労働や理不尽な責任の押しつけ、
    待遇の質の低下で為すべきものではない。


    これは製品の価格を変えずに
    袋の内容量を減らす行為と
    ある面全く同じである。


    労働者の権利はきちんと守り、
    それでコストがかかるなら
    価格を上げるしかない。


    しかし、それでは売上が落ちるだろうから、
    そこから先は知恵の勝負になる。


    顧客は低価格のモノを求めているは
    常識だが、一方で価格だけで選択
    しているわけでもない。


    最低価格ではなくても
    それに見合う何かがあれば
    顧客は納得する。


    顧客にバレないように
    質を落とすのではなく、


    顧客が価格に対して
    納得できるサービスを
    提供する。


    バイトにサービス残業を
    させた製品が競争に勝ち残る
    ことは決してあり得ない。



      

  • Posted by グッドリスナー at 12:00Comments(0)

    2014年08月28日

    トマト嫌いの国でトマトを売って大成功したカゴメ


    手垢の付いた耳タコの話に
    開発途上国で靴を売る話がある。


    販売担当Aは、
    「靴を履かない国では市場が無いので、
    どうがんばっても売れない」
    と言い、


    販売担当Bは、
    「誰も靴を履いていないので、
    巨大な市場だ」と言ったというアレだ。


    しかし、食品大手のカゴメは、
    東南アジアで販売担当Bを地で
    行った。


    東南アジアでは従来、
    野菜の豊富なこともあってか
    トマトは人気が無く、


    品質もよくないので「不味い」、
    はては「臭い」といって
    あまり食べないらしい。


    しかし、カゴメはタイに乗り込み、
    タイ中に無数にあるセブンイレブン全店に
    カゴメのトマトジュースを置くことに
    成功したのだ。


    もちろん、宣伝はするのだが、
    日本のトマトジュースをそのまま
    持ち込んでは高いし売れるわけがない。


    そこでカゴメは、タイの人達が
    野菜に何を求めているかを
    多くの家庭に訪問して聞き取り、
    そこに答えを見出した。


    タイの人は、トマトは嫌いだが、
    「美白」とか「美容健康」には強い関心
    があるそうで、そこに焦点を絞った
    宣伝活動を展開した。


    トマトには大量のリコピンが含まれ
    「美白」や「美容健康」に効果があるとして


    まず、リコピンが健康に良い
    というCMを打った。


    社名も商品名も出さないので、
    タイの薬事法にも抵触しない。


    その啓蒙が行き渡ったところで
    今度は、カゴメのトマトジュースは
    リコピンが多く含まれている
    というCMを打ったのだ。


    その効果は絶大で、
    健康と美容大好きのタイ人は
    トマトジュースを受け入れたのだ。


    品質も良いから飲んでみれば
    美味しく、好きになるという
    わけである。


    この種のビジネス成功談は、
    よくあることだが、
    整理すると大切なポイント
    というのがいくつかある。


    まずその第一は、
    カゴメはトマトを売ったのではなく、
    「美白」とか「美容健康」という要望に
    応えたことである。


    商品の販売戦略では
    商品そのものに眼が行きがちだが、


    カゴメの場合、その商品の本質
    である「なぜ」に目を向けて
    それに応えたのである。


    第二は、日本での成功体験を
    そのまま持ち込むことなく、
    現地のニーズをよく調べ、
    現地に合わせたことである。


    これは当たり前のようでいて
    実はなかなか難しい。


    カゴメは当初は回り道であっても
    じっくりと現地の家庭に密着し、
    現地の「ならでわ」を調べた。


    日本で外国の大型販売チェーンが
    失敗するパターンとは好対照である。


    第三は、今は市場が無くても
    きっと売れるはずと考え、
    その信念を曲げなかったこと。


    新事業の場合、
    多くは市場調査時点では
    市場そのものが存在していない
    ことが多い。


    新事業の企画を社内に出す場合、
    だいたいは市場性についての
    レポートも提出させられるが、


    本当に新規の市場である場合、
    あれは無意味である。


    これも有名な話だが、
    ベルが電話を発明し、
    大手企業に持ち込んだとき、
    担当者に一笑に付されたという。


    いわく「電話など誰も知らず、
    ニーズもないから売れるわけがない」
    と。


    もちろん、多くの新事業は
    結局市場も立ち上がらず、
    泡のように消えていくものだが、


    今、市場が無いからというのは
    成功しない理由には全くならない。


    日本の企業に、
    カゴメのようなパッションが
    あるかぎり、
    日本の未来は明るいと思った。



      

  • Posted by グッドリスナー at 23:55Comments(0)

    2014年08月28日

    フィンガーリーダー、いよいよ実用化するらしい

    視覚障がいの人は
    従来は点字本でしか本を
    読むことができなかったが、


    ついにフィンガーリーダー
    が実用化される見通しとなり、
    普通の本が読めるようになる。


    これは身体に障がいを持つ人を
    支援するアシスティブテクノロジーの
    一つだ。


    指先に指輪形状のデバイスをはめ、
    リングの上部に組み込まれたカメラで
    文字を判読し、音声化する。


    最近、自分はスマホの名刺管理
    アプリを使ってみたが、
    あれも名刺をカメラで撮り、
    名刺のテキスト情報をデータ化する。


    フィンガーリーダーは、
    データ化ではなく音声化する。


    これを使うと視覚障がいの人でも
    普通の本が読める。


    そしてさらにすごいことは、
    スマホやPC上にフィンガーリーダーを
    あてれば、


    そこに出ている文字情報も音声化
    できるらしい。


    アシスティブテクノロジーの進歩は
    目覚ましく、障がいのある方でも
    ハンディキャップは今後かなり小さく
    なっていくだろう。


    フィンガーリーダーより前には、
    超音波を利用した視覚障がい者向け
    ディバイスも開発されている。


    これは、装着したディバイスから
    超音波を発し、障害物などを音に
    変換して認識できるものらしい。


    ロボット技術の進展は、
    脳からの電気信号を変換して
    補助器具を動かせるまでに
    なってきていて、


    近い将来これも
    実用化のメドが立つだろう。


    究極のところ、どんな身体的な
    ハンディがあっても、


    脳がふつうに機能している限り、
    すべてディバイスが情報として信号化し、


    脳に送り込み、解決することができる
    可能性があることになる。


    SFチックな話だと思っていたことが
    どんどん現実に近づいていく。


    そう遠くない未来において
    身体的な特徴による優位性などは
    別に優位でも個性でもなくなる
    かもしれない。


    学習さえも脳の学習機能の
    解明が進めば学習補助ディバイスが
    開発され、


    寝ている間に効率的に脳に
    必要な情報を送り、
    学習できるようになるだろう。


    聞くところによれば、
    人間の脳にはリミッターがかかっており、


    その潜在的な能力の十分の一
    も利用していないらしい。


    だから学習ディバイスが実用化されると
    英会話など10分間でペラペラになる
    などということが現実化する。


    世界的なプロゴルファーの技術を
    データ化して脳に送り込めば
    一夜にしてローリー・マキロイにも成れる。


    そんな未来はなんだか空恐ろしいが、
    その時でも人間にとって変わらない
    大切なことというのは、
    一体どんなことなのだろう。


    未来はいつでも想像を絶するもの
    だけれど、そのうちドラえもんも
    本当にやってくるのかもしれない。



      

  • Posted by グッドリスナー at 17:30Comments(0)

    2014年08月27日

    転職したい人の理由ベスト5、タテマエとホンネ


    リクナビのアンケート調査で、
    転職したい人の理由について
    面白い結果が出ている。


    面接時に、面接担当が
    転職を決意するに至った理由
    を聞くと、


    ・ キャリアアップしたいから
    ・ (前職の)仕事内容に興味が持てなくなったから
    ・ 労働時間や労働環境に不満だから
    ・ 経営方針や職場の方針が合わないから
    ・ 給与が不満だから


    といったところを
    挙げている人が多い。


    一方、面接の場ではない非公式な場で
    こっそりホンネを聞くと
    3つまでは同じ理由だが、
    新たに


    ・ 上司や経営者の仕事への姿勢が気に食わない
    ・ 同僚や先輩、後輩との人間関係がよくない


    というのがキャリアアップや経営方針に
    代わって新たに挙がってきている。


    これを見ると人が転職を決意する
    理由は、待遇より人間関係のウエイトが
    大きいのだなと感じる。


    逆に言うと少々待遇面の不満は
    あっても人間関係のよい職場は居心地がよく、
    転職志向にはなりにくいのだろう。


    戦う集団は仲良しクラブではダメ
    とはよく言われることだが、


    それは経営者目線の話であって
    人間関係のよくない職場は、


    たとえ仕事にやりがいがあって、
    待遇面がよくても結局居たくなくなる。


    対外的なコミュニケーション
    スキルについての啓発書は多いが、


    社内のような小集団、
    あるいは上司や部下との
    ミュニケーションについては
    まだこれからなのだろう。


    最近は、メンタルヘルスが注目され、
    相談窓口などを設けている会社も
    多くはなってきたが、


    社員一人一人にはまだ
    自覚も訓練も為されていないから、


    前向きな意味で
    居心地のよい人間関係をつくる
    取り組みが絶対に必要である。


    今の日本の企業は、
    短期的に効果の出ないことには
    なかなか取り組まないが、


    良好な人間関係を持つ集団は
    漢方薬のようにジワジワと威力を発揮し、


    長い間には大きな結果を
    生んでいる。


    成功企業に学ぶというが、
    成功企業とて特別なことをしている
    わけではないことが多い。


    結局は、時間をかけて
    暖かい社風を作り上げたからこそ
    出来ていることなのだと思う。



      

  • Posted by グッドリスナー at 23:55Comments(0)

    2014年08月27日

    危険地域の情報は人まかせに出来ない


    広島県で発生した土砂災害、
    行方不明者の懸命の捜索が
    続いている。


    だが、救助にあたっている
    自衛隊の人によると
    状況としては東北大震災より
    酷いという。


    捜索のため犬が導入されているが、
    土砂で流され、埋め尽くされているので
    生存反応が確認できない。


    これ程の状況を前に各方面からは
    行政としてなぜもっと以前から
    抜本的な対策を講じてこなかったのか
    との声があがっている。


    しかしテレビ報道によると
    危険地域を指定し公表したり
    することに対する反対も人もいるらしい。


    いわく、
    「そんなことをされると
    資産価値が下がる」。


    たしかに危険地域となれば
    土地の値段も下がるだろうし、
    アパートの家賃も低く抑えられる
    だろう。


    だから同様の事情は広島だけでなく、
    全国いたるところで存在するのだろう。


    だが、これは住む場所を選ぶ時
    決して見過ごせないことである。


    「沢」や「谷」、「窪」などの地名が
    付いているところは危険、という本
    が出ているが、


    最近は開発などで古地名が
    分からない場合も多いので
    かんたんには判断できない。


    その土地が安全かどうかは
    グーグルマップの航空写真で
    現在の地形を見ることと、


    市役所や図書館で古地図を
    見る必要がある。


    また直近100年くらいなら
    災害記録も残っているので
    調べておきたい。


    何々、そんな面倒なことをって?


    一生に一度か二度しか買わない
    家を買うのにその程度の労力を
    惜しんでどうする!


    今回の大災害は多くの教訓を
    残していて、地形と土質、
    過去の記録がとても大切なこと
    であることを示している。


    以前、地方でニュータウンの仕事を
    していたことがあるが、
    その時の造成を請け負っていた
    某ゼネコンの土木課長の言葉が
    忘れられない。


    そのニュータウンは山を切り崩して
    土砂を谷など低いところに埋めて
    造成を進めているのだが、


    そのような土地は地盤が
    盛り土なので堅固ではなく、
    大雨などには極めてぜい弱
    なのだという。


    同課長によると、そのような
    地盤が自然てん圧で安定するためには、
    なんと200年はかかるのだそうだ。


    そして造成していながら
    「自分だったらこんな土地に
    マイホームなんか絶対建てない」
    と言っていた。


    販売業者は当然都合の悪い
    情報は流さないだろうし、
    行政も人口減なら転入を望むので
    あまり言いたがらないだろう。


    日本に住む以上は、
    自分のことは自分で守る
    意識は絶対に必要である。



      

  • Posted by グッドリスナー at 17:30Comments(0)