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Posted by たまりば運営事務局 at

2015年01月15日

体温と健康 真逆の説をどう考えるか


日本人などアジア人の平均体温は
国際的に見て相当低い部類に入るらしい。


欧米人やネイティブアフリカンと比べると
0.5から1.0度も平均体温が低いのだそうだ。


体温が低いと寒さには弱いと言われるが、
確かに欧米人が真冬でも平気で半袖を
着ているのを見ると納得できる。


さてこの体温だが、
健康との関連については
真逆の説が存在する。


いわく、体温を高く保つことが
疲れにくく抵抗力の高いからだを作るので
健康に良いという説、


一方で65歳以上の人700人を対象とした
25年にわたる統計的調査では、
長生きした人は体温の低い人が多かった
という報告がある。


実際、平均体温の低い日本人の
世界的長寿はよく知られていることである。


このような真逆の話というのは
健康に関しては数多い。


炭水化物ダイエットがあるかと思えば
しっかり摂ることこそ健康とか、


動物性たんぱくの摂取やスポーツについても
相反する説が公然と発表されている。


シロウトとしてはどちらを信じていいのか
さっぱりわからなくなる。


だが、真逆の説があるようなことについては、
自分は人それぞれなのではないか
と思っている。


健康に関する研究というのは、
対象が人体であるため実験や検証が
きわめて難しい。


だから様々な説も、
少ない研究事例を使って
自説を主張しているに過ぎない。


元々、人は様々なものなのであり、
それを僅かな研究事例で説明しよう
とすることが無理なのだ。


だから体温については
あまり気にする必要もないが、


カロリー摂取が同じで体温が低いと、
学習効果が高まるという三カ月間にわたる
実験結果がある。


たらふく食べている人や
ふつうの食事を続けている人より、
カロリー摂取を20%抑えた人の方が、
試験の成績がいいという研究レポートは
ちょっと面白い。


貧乏で食うや食わずの方が
勉強がはかどるということか。



  

  • Posted by グッドリスナー at 17:00Comments(0)健康