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Posted by たまりば運営事務局 at

2014年08月19日

Googleの解体論が出始めている


今や日常生活にもビジネスにも
欠かせない存在となっている
Google。


非常に強力かつ強大な存在
となってきているが、
その解体論が出始めている。


つまり、様々な分野のサービスを
一企業が独占していることの危険性と
弊害を指摘する声が上がり始めたのだ。


これは仕方のないことだと思う。
特にGoogleが扱っているものは
情報が中心であるので、


それが一社に独占されるということは
思想や言論もコントロールできるようになり、
非常に危険である。


しかし、自由市場主義は、
本質的に競争の原理によって
一社だけが勝ち残って、
その市場を席巻する性質を
持っている。


だが、過去の歴史を見ても
独占の弊害は明白にあり、
しかも当の独占している企業の意思
でもそれは阻止できない。


基本的に利益を追求しようとするかぎり、
短期的、当事者的には市場を独占
した方が都合がよく、


すべての日常のオペレーションは
究極にはそれを目指すように組まれているから
企業自身の努力ではどうにもならないのである。


かのマイクロソフトにも
そのような独占志向があり、
その夢は破れたが今も本質的には
変わってない。


自分は、このまま行けば
遠からずGoogleはサービスごとに
解体され、別会社になると思う。


Googleの立場になって見れば
成長しようとすることで逆に
解体されてしまう矛盾を抱えている
ことになる。


便利なことは一見、というか
短期的には良いことだが、


その代償もまた大きいことは
ユーザーとしても意識しておく必要がある。



  

  • Posted by グッドリスナー at 23:55Comments(0)

    2014年08月19日

    コンピュータはどこまで人間に近づくことが出来るか


    人工知能を備えた人型ロボットが
    いよいよ量産を迎えようとしている。


    先日の科学記事では、
    コンピュータで人工的に神経回路を
    つくる研究のことが載っていた。


    それは、絹の原料となる糸をつくる
    カイコ蛾を対象に研究されているもので、


    カイコ蛾の神経細胞の働きを
    解析して、モデリングし、
    それをコンピュータで再現
    しようとするもの。


    単純に言えば外界の出来事に対し、
    カイコ蛾がどう考え、どう対処するかを
    コンピュータで再現する。


    カイコ蛾の神経細胞は、
    単純とはいえ10万個以上もあり、
    その一つ一つが外界の出来事に対する
    反応を担っている。


    そのすべてを解析するのは
    確率的にも膨大な計算が必要になるので、


    研究では単純化したモデルを設定し、
    それをコンピュータで再現することを
    目指している。


    単純といっても計算量は膨大で、
    有名なスーパーコンピュータの
    「京」を使って、やっと可能なレベルらしい。


    この話を聞いて思ったのは、
    生命体の複雑さ、凄さである。


    たとえばハエのような昆虫、
    あれをもし機械で作ろうとしたら
    最先端のテクノロジーと、
    膨大な労力・時間が必要となる。


    あれほど小さくて精密で
    少ないエネルギーで動き、飛び、
    しかも単純とはいえ外界の状況に
    反応して判断する思考回路を
    搭載しているのである。


    今さらながら生命体の凄さ、
    奥深さに驚嘆するほかない。


    件の神経回路の再現だが、
    人間の神経細胞は1000億以上もあり、


    その細胞一つ一つが複雑に絡み合って
    意思決定をしているという。


    遠い未来は別として
    コンピュータが人間の思考回路を
    分析し、再現できるようになるのは
    まだまだSFの中の世界だけのようだ。



      

  • Posted by グッドリスナー at 17:30Comments(0)