2015年01月03日
当たり前のことを当たり前にこなす官僚力の重要さ
日本の明治維新では、
戊辰戦争こそあったものの
諸外国におけるような大規模な内戦や
流血は比較的少なかった。
さらに明治になって新政府が
次々と政策を実行できたのも
江戸時代の官僚組織が温存され、
それをそのまま利用できたかららしい。
官僚は、あたりまえのことを
あたりまえに遂行し、
破綻をきたさない。
会社組織の官僚化については
度々厳しい言葉をぶつけてきたが、
実は捨てたものじゃない。
それどころかまともな会社運営は
この社内官僚の業務遂行能力に
かかっていることは否定できない。
このことは新興企業とお付き合いすると
実感としてよくわかることである。
振り返って個人の立場から見た時、
この平凡に見える官僚力を身につけている
ことはとても重要なスキルである。
当たり前のことを当たり前に遂行できるから
国家も会社も回っていくのである。
自分の中の当たり前な業務遂行能力を
もっと評価してもいいのではないか。
Posted by グッドリスナー at 23:30│Comments(0)
│普通の仕事こそ価値あるスキル