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2014年08月24日

発達障害の人のスポーツ選び

スポーツの話題に事欠かない
毎日だが、


発達障害の子にとって
スポーツはきわめて苦手であり、


体育の授業に参加できなかったり、
他の子供たちがやっている遊びに
加われなかったりと悩みは深刻である。


自転車に乗ることが
どうしても出来ないという人もいる。


自分の場合は、ドッジボールが
とにかく苦手で、概ね球技全般、
うまく適応できなかった。


しかし最も苦手だったのは
幼稚園の「お遊戯」と称する
みんなで踊るやつ。


もうあれは完全にダメで、
その時の写真を見ても
いつも一人自分だけ外れていて
何もしていない。


行進や手拍子もダメで、
いつもひどく叱責されていた。


自分が発達障害児だったかは
今となっては定かでないが、
とにかく他の子供とは違っていた。


ところが最近、この分野の
研究が進んで、
発達障害だからすべての
スポーツがダメというわけではなく、
スポーツによって向き不向きのあることが
分かってきた。


東京学芸大学の研究グループは、
それを数値化した。


結論から言うと、
発達障害の人の場合、
やりたいスポーツと
やってもいいスポーツが不一致
であることが多く、


小さいうちに自分の特性を
よく知っておくべきであるようだ。


サッカー・ドッヂボール・バレーボール、
器械運動・バスケットボールは、
5%の標準正規偏差値を超えるので
有意に困難を有するとされている。


つまり、大きいボールを使用する集団スポーツが
概して苦手であるということが推測される
そうである。


一方で、スポーツ全般・サイクリング、
卓球・水泳・ボーリングについては
数値的に見ても困難が少ないとされる。


発達障害=スポーツすべてダメ
ということではなくて、
モノを選ぶということである。


他に武道も困難が少なく、
むしろ向いている場合もあるらしい。


しかし、子どもにとって
「やりたい」と「やるべき」が
一致しないのはなかなか厄介である。


さて、大人になった自分が、
最も苦手としたスポーツは、
断然「ゴルフ」である。


このダメさ、下手さ加減は
尋常ではなく、
結局何十回かコースにも出たが、
コンペなど常にぶっちぎりの最下位で、
スコアが数えきれない。


会社などのコンペには
だいたい一人くらい
今日がコースデビューという
初心者がいるものだが、


そんな人にも
ぶっちぎりで負けてしまう。


あまりにも悲惨であるため
今はとうとうやめたが、
あれほど向いていないスポーツが
自分にあるとはもう呆れるほかない。




  • Posted by グッドリスナー at 17:30│Comments(0)
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