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2014年08月10日

日本の強みは自然災害大国であること


ノロノロ台風の台風11号、
各地に大雨と強風で
甚大な被害を出しながら
きょう現在列島を横断する
形で進んでいる。


日本に住んでいる以上
台風は避けられないが、
それにしても日本という国は
自然災害のデパート(ちょっと古い表現)
だね。


地震、津波、火山の噴火、
大雨による洪水、
そして毎年いくつもやってくる
台風である。


これほど自然災害の多い国というのは
世界中探しても珍しいのではないか。


こんな風土だから
日本の災害対策技術は
世界でも群を抜くレベルにある。


東北大震災のような人類史上でも稀な
巨大地震で、損壊した建物が驚異的に
少なかったのは、


世界的レベルで見たら想像を
絶するほどすごいことである。


同じレベルの地震が外国で
発生していたらと思うと
どれだけ甚大な被害が発生しただろう。


世界には震度3の地震で
死者の出てしまう国もある
のである。


災い転じて福となすではないが、
この技術とノウハウは国際分野では
非常に強い競争力を持つと思う。


自分は、地球温暖化で気候が激甚化
しているという説には簡単には
同意しないが、


もしも今後の世界において、
自然災害の克服が大きな課題と
なってくるのなら、
日本の出番は大いにあるだろう。



さてその台風、世界史上最強の台風とは
どんな台風でどれくらいの強さだったか
ご存知だろうか。


台風の強さは、ほぼ中心気圧の低さ
に比例するということからすると


1973年の台風15号が中心気圧
870hPa(ヘクトパスカル)で
世界の観測史上最強ということらしい。


最近では平成22年の台風22号が
885hPaで非常に強大だった。


940hPaくらいで非常に強いと
されるくらいだから
800台というのはもうメチャクチャな
強さである。


一方、メディアの報道で最近だんだん
台風が強烈になってきていると
思いがちだが、


中心の最低気圧でみるかぎり
記録上の上位12傑のうち7傑が
昭和46年から昭和59年の間に
発生している。


むしろ平成になってからは
少ないのである。


地震と台風は日本にいる以上
避けられない。


こんな日本だから
それを逆手にとって利用する
ことも考えるべきなのでは?




  • Posted by グッドリスナー at 17:30│Comments(0)
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