2014年07月03日
なぜネガティブな経験が強みになるのか
ネガティブな経験と思っていることが、
強みになるという理由について
もう少し書きたい。
強みとは前に書いたように
「他人が自分に求めていること」
だけれど、
それではなぜネガティブな経験が
他人から求められる強みに
なるのだろう。
その理由は二つある。
一つは、
「人は共感した人の
経験や知識を糧にしたい
と思っている」
からである。
人はすべてが順風満帆の人に
対して、羨ましさはあっても
共感することはない。
いやむしろ反感を憶える
ことさえもある。
しかし、ネガティブな体験は
大なり小なり誰にでもあるから、
自分と同じように辛い経験
のある人には共感を覚えやすい。
そしてネガティブ経験が強み
になるもう一つの理由は、
挫折や失敗、悲しい経験、
辛い経験は、
「求めて得るものではない」
からである。
苦労はカネを出してでも買え
とは言うものの、
実際には最初から失敗したい、
苦労したいと思って
何かを始める人は皆無だろう。
だからネガティブ体験を多く持つ人は
人の共感を得る可能性が高いだけでなく、
挫折に対する名コーチになれる。
スポーツの世界においても
挫折を経験し、苦労した人の方が
コーチとして成功するという。
それも苦労した人に対しては
選手も共感を持って信頼するし、
挫折した経験があるからこそ
出来るアドバイスがあるからだ
と思う。
名選手必ずしも名コーチに
ならずというのもこのあたりに
関係があるのかもしれない。
人生はままならぬもの。
どんな人もすべてポジティブな
ことばかりではない。
しかし、ポジティブ、ネガティブ
すべてが意味のあることであり、
人生の糧になることである。
大切なことは
自分だけの目線で考えないこと。
自分だけの目線で考えてしまうと
人生の経験は輝きを放たないが、
他人目線の視点が入ると
すべての経験には価値がある
ときっと分かるはずである。
Posted by グッドリスナー at 17:30│Comments(0)