プロフィールプロデューサーの独り言

サッカーＷ杯のメンバーが決まり、
選ばれなかった人
選ばれた人、様々な思いが
言葉として飛び交っている。


フロンターレの中村憲剛選手の
ブログ記事も、そんな中の一つ
として話題になっている。


読んでみた率直な感想として、
やはり本音としてはとても
選ばれたかったのだろうな
と感じた。


シロウトから見れば
日本代表に入っただけでも
すごいことなのに、
Ｗ杯は特別なんだね。


こんな国際的な檜舞台ではないまでも、
一般の人でも似たようなことを
経験したことはあるのではないか？


当然呼ばれると思っていた
プロジェクトに参画できなかった
自分だけが昇進から取り残された
等々。


落胆はやむを得ないが、
自分の全てが否定された
わけじゃない。


人は自分目線でしかものを考えないから
どうして選ばれなかったかを
冷静かつ客観的には考えられないが、


ある物事の決定には実に様々な
要素や理由があるのである。


サッカーの代表メンバーでも
それぞれ役割や相性、戦術があり、
年齢や調子も異なる。


単純に実力の順で選定している
わけではない。


組織の中で昇進したり、
あるプロジェクトのメンバーに
選ばれる場合も、


別に優秀な順に選んでいる
わけではない。


いろいろな事情が
複雑に絡み合った結果
なのである。


だからメンバーに選定されなかった
からといって、何も悲観することはない。


選定、非選定のように
目に見える形でシロクロが
つくことについて前向きに
考えよというのは無理だろうが、


実力で選ばれなかったわけではない
ことを示し、選ばれた人間を
見返す気概を持つべきである。