たまりば

多摩のコミュニティビジネス 多摩のコミュニティビジネス多摩市 多摩市

2014年05月11日

ブランディングとはテクニックではない


パーソナルブランディングの根幹には
必ず理念とか信念が存在する。


言葉を変えれば「なぜ」である。


なぜあなたはその仕事を
やろうと思っているのか?


なぜプロフィールとして
発信したいのか?


就職面接で必ず
志望動機を聞かれるのも
このためだ。


でも不思議と深く考えて
いない人が多い。


就活どころか起業においてさえ
なぜそのビジネスをやりたいと
思ったのか明確に応えられない
人が多い。


ブランディングするといっても
この根幹部分が曖昧だと
全体としてぼやけてしまう。


単純に
「安定した生活を送りたいから」
「儲かりそうだから」
「人から聞いて面白そうだから」
という理由もあるだろうが、
それだけでは理念が不在だ。


○○であることを
○○の状態に変えたい
そうすることで
○○の人に貢献できるから
というのが理念。


つまり、理念とは自己完結ではなく、
必ず他(特定の人々であったり、
社会全般)との関係性が前提
となる。


だから自分だけに帰結することは
理念ではなく、自己満足とか欲
と呼ばれるもの
だ。


ブランディングにおいて
理念が必須の存在であるのも
必ず「相手」とか「聞き手」という
自分以外の「他」の存在を
念頭に置いているからだ。


言い方を変えれば
相手の見えないブランディングなど
全く無意味
である。


だから理念とはテクニックではない。


その人だけの「思い」であるので
本人にしか語れないことである。


この理念を核として
ストーリーやヒストリーを
展開していく。


また元々持っている武器や
新しく手に入れる武器を
磨いていく。


そこにはテクニックが
必要になってくる。


不動の理念があれば
状況によって左右されない
ので、ブレることもない。


個人商売であれ、
小さな企業であれ
大企業まで理念が必須
であるのは、すべての仕事は
「理念=Why」を外に向かって
出していく作業だからである。


商品コンテンツやテクニックのノウハウは
理念(Why)を体現した成果物(What)と
方法(How to)にすぎない。




  • Posted by グッドリスナー at 12:55│Comments(0)
    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
    削除
    ブランディングとはテクニックではない
      コメント(0)