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2014年03月25日

大相撲鶴竜関の手紙


大相撲の鶴竜関が春場所に優勝し、
横綱への昇進を決めた。



彼のエピソードには
とても興味深いものがある。


父はモンゴル科学技術大学の現役学部長で
本人もモンゴル語、日本語、ロシア語、英語の
4か国語に堪能なインテリ力士。


そんな家で何不自由なく育ちながら
15歳の時に当時活躍し始めたモンゴル出身力士
の活躍を見て、相撲部屋に入門しようとした。


だが、体格があまりにも貧弱だったため
断られてしまった。


しかし諦めず、
日本相撲振興会の会長に直接手紙を書いて
ようやく紹介された井筒部屋に
入門することができた。


当時、振興会の時田会長は、
初めてアナンド少年(鶴竜関)に会った時、
手紙に書いてあったプロフィールに
書かれた体格とちがって
あまりにも小柄だったので
ビックリしたという。


手紙はテレビでも紹介されていたが
熱意にあふれるもので、
当時日本語が出来なかったため
父の大学の人に頼んだらしいが、
胸を打つ内容だった。


プロフィールの研究をしていると
ウソや誇張はダメだが、
事実の羅列だけでももっとダメだ
と思えてくるようになる。


鶴竜関のプロフィールは
入門したいがための誇張があったにせよ
それを上回る熱意が感じられたもの
だったに違いない。


プロフィールと履歴書の違いは
こんなところにもあると思う。


ストーリーや熱意の有る無しだ。


たぶんアナンド少年の手紙には、
時田会長の心にスイッチを入れる
何かがあったのだろう。


誰もがこんなプロフィールをつくれたら
きっと素晴らしいことだと思う、



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  • Posted by グッドリスナー at 22:59│Comments(0)
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