プロフィールプロデューサーの独り言

ストーリー仕立てのテレビＣＭは、
昔からよくあるけれど
最近は、なんとなくよく目につく。

　
特に東京ガスやソフトバンク、
ダイワハウス、朝日新聞のＣＭは
まるでミニドラマみたいだ。
　
　
なかでも東京ガスの人情編など
ついつい引き込まれてしまう。
　
　　
あまりにもリアル過ぎて批判があったのか
東京ガスの就活生編のように
ごく短期間で終わってしまったものもある。
　
　
やはりストーリー仕立てだと
非常に強い印象を残す。
　
　
これは多分人間の記憶の
メカニズムに関係していて、
　
　
断片的なことより
ストーリーの方がスムーズに
定着するからなのだろう。
　
　
さらに、ストーリーが秀逸だと
結構感情移入してしまい、
何年たっても記憶しているような
強い力を持っている。
　
　
人間に例えるなら
肩書きだけしか知らない人より
ちょっとしたエピソードが
付いている人の方が
断然記憶に残る。
　
　
エピソードは、
失敗談とか苦手なことなど
本人にとってはマイナスなことが
記憶されやすい。
　
　
営業シーンなどでは、
憶えてもらってナンボ
ということもあるから
　
　
プロフィールづくりや
自己紹介では
マイナスな経験は
とても重要な要素だ。
　
　
自分など自慢にはならないが
失敗談には事欠かない。
　
　
酒には弱くはないのだが、
ある時など飲み会が９時前に
終わって電車に乗ったのに
なぜか終電になっていたことがある。
空白の３時間は、
いったいどこで何をしていたのか？
　
　
自分は、どこでもすぐ寝ることが
できるのは特技だが、
　
　
ある時、客先で待たされている間に
寝てしまい、お客さんに
揺り起こされたことがある。
　
　
こんな話と
自己紹介が結びつくと
ただ名前や肩書を言うより
とても印象に残る。
　
　
もっとも「こいつ大丈夫か？」
と記憶されるかもしれないけどね。
　
　
　
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