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2014年11月16日

ビッグネームという無形の重圧に負けた錦織選手


テニスのATPツアー、錦織選手は
準決勝で世界ランク一位のジョコビッチ選手に
破れてしまった。


世界のトップ8が集うこの大会に
出場しているだけでもすごいことだが、


試合は実力差というより、
ネーム力の差であったようだ。


試合後の本人の談話でも
勝利が見えそうになってきた途端に
「相手が世界NO.1プレーヤーであると
意識しすぎてしまった」との発言があった。


このビッグネームという無形の圧力、
想像以上のものらしい。


錦織選手は、既に心技体ともビッグスリーに
肩を並べるところまで来ていると思うが、
ネームの力にはまだ対抗できていないようである。


先般のサッカーワールドカップでは、
大事な初戦で日本がリードしたところで
相手のコートジボアールはドログバ選手という
ビッグネームを投入した。


その途端に日本は無形の重圧に押されて
守備的になり、あっという間に逆転を許してしまった。


ドログバ選手には失礼だが、
もう35歳、とっくに全盛期は過ぎていて
正直見ていてかつての輝きは無い。


だが、ビッグネームだけは健在で、
日本の選手たちは浮足立ってしまった。


このビッグネーム、ビジネスに例えれば
ブランド力だろう。


品質が同等でも市場でビッグネームである
ブランド品には勝てない。


ブランド品というのは、品質以上に
世間の持つイメージが価値を高めている。


実質価値よりも感情価値が著しく高く、
ブランドメーカーはそれを守ることに
全力をあげている。


しかし、ビジネスの世界では
スポーツの世界と異なり、同じ土俵で
ビッグネームと戦う必要はない。


自分を磨き、自分なりのブランドを作り上げ、
自分なりの土俵で戦えばよいのである。




  • Posted by グッドリスナー at 12:00│Comments(0)
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