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2014年11月15日

画一的なサービスが通用しなくなってきた


マックの苦戦は日本だけじゃなく、
米国でも同様のようである。


日本のマックのように低価格路線で
勝負を仕掛けたが、


それももっと低価格のライバルチェーンとの
競争で後れを取っている。


2014年9月の米国内既存店売上高の前年比は、
ここ10年で最大規模の下げ幅だ。


いろいろな理由はあるのだろうが、
画一的なサービス提供に限界が来ている
ように感じてならない。


最近は、「新鮮」とか「出来立て」、
「健康に良い」「ちょっとカジュアル」に加えて
「自分だけの限定」などが強く支持されている。


経済社会が成長途上で、
みなが上を向いている時代は、
安くても画一的なサービスが歓迎された。


しかし、社会の成熟が進み、
人々が求める価値の多様性が高まると
そのようなサービスには飽き足らなくなる。


ハンバーガーではないが、
居酒屋チェーンの軒並みの苦戦も
より低廉簡単と少し高くてもパーソナル志向に
二極化したユーザーを捉えきれなくなった
と言われている。


いくら価格を安くしても、
価格で家飲みには勝てないし、
卓数の少ない個性的な飲み屋には
雰囲気で勝てないからだ。


顧客のニーズが多様化した背景は
情報取得のあり方が大きく影響している。


今の時代、お店を探す時、
ネットで検索したり、
書き込みコメントを参考にすることが多い。


それに加えて、友人や仲間から
SNSを通じてもたらされるクチコミ情報である。


人々がよりパーソナルなサービスを選択する
機会も自由度も格段に増えた。


そんなトレンドの中で、画一的サービスで
勝負することが難しくなってきていると思う。


だが、こんな流れ、消費者的には大歓迎である。


さらに、起業して大手企業が
大手を振っている業界に打って出よう
とする小さい企業や個人には、
とてつもない追い風が吹いているのではないか。




  • Posted by グッドリスナー at 23:55│Comments(0)
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