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2014年11月10日

「褒めて伸ばす」と「叱って伸ばす」、どちらが効果的


人は褒められた方が伸びるのか、
叱られて成長するのか、
これはよく取り上げられる問題である。


最近の傾向としては、
コーチング技術の進歩もあり
「褒める」方が効果的であるとされている。


昔は、叱られ、怒鳴られ、けなされ、
それに対する反発心「なにくそ」で
人は頑張れた。


だが、今はそれではダメで、
「明日からもうこなくていいぞ」
などと言おうものなら
本当に明日から来なくなる。


自分も「褒める」方が「叱る」よりも
効果的だと思う人間の一人である。


しかし、実は褒めるのは叱ること以上に
難しい面がある。


「褒める」ことというのは
相手によって褒め方が変わること
またタイミングがとても重要であるからだ。


ただやみくもに褒めてばかりいても
聞く方はなんとも感じなくなる。


どんな時にどんな褒め方をすると
最大効果があるのか、
それは日頃から相手をよく観察していないと
できないことである。


自分の考えはこうだ。


それは、ある難件で存在価値を認める
褒め方をすることである。


「いやあ、君がいてくれて
本当に助かった。感謝してるよ。」


これを最も難しい局面で
本人に自分の言葉で伝えること。


人のモチベーションが最も高くなる時というのは、
自分のこと(本人に向けた報酬)よりも、


「誰かの役に立っている」と感じられる
時であるのは、今も昔も変わらない。


人は自分の存在価値、居場所を
一生かけて探し求めている生き物ともいえる。


かく言う自分が、仕事をしていて最も
嬉しかった瞬間はどんな時だったか。


ある新事業の立ち上げに関わり、
逆風と無理解で、(自分的には)
身も心もボロボロだったある時、


トイレの中で隣に立った、
日頃あまり話をしたことのない社員から
ボソッと言われた言葉があった。


「〇〇さんのご苦労と活躍には
みんな本当はすごく感謝してますよ。」
だった。




  • Posted by グッドリスナー at 23:55│Comments(0)
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