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2014年09月25日

企業内コミュニケーションの秘訣とは?


企業内コミュニケーション、
ひと昔前は「飲みにケーション」
などと言われ、


終業後に居酒屋で職場の延長戦をやり、
良好な職場の人間関係を作るなどの手法があったが、
それも今は昔の話。


居酒屋産業の斜陽化を見るまでもなく
「飲みにケーション」など衰退して
いまや死語になりつつある。


しかし、企業内コミュニケーションの重要性は
いささかも減じてない。


それどころか、企業組織の硬直化、
官僚化で、益々その必要性は高まっている。


なにしろ古くて安定した会社ほど
形式要件を満たすことに心を注ぐ。


事の本質を問うより前に、
その事案が会社のルールに則っているか、
誰が承認したか、


過去の前例から大きく逸脱していないか
などをまず問う。


ルーチン業務ならば、
レールの上をすべるように処理され、
平時の業務の効率は
格段にアップするようになっている。


しかし一方で、
会社のルール内では判断できないこと、
前例のないことに対しては
自分の頭で判断することを避け、
すぐに外部のお墨付きを得ようとする。


外部とは、コンサルティングであったり、
顧問弁護士であったり、
時によって様々だ。


だが、とにかく新しいこと、
珍奇なことに対しては、


決断を留保し、
留保しきれなくなったら
外部のお墨付きを得て、
万一の時の免罪符にしようとする。


大企業病とは大企業だけが
罹患するものではなく、


組織の大小に関係なく
意思決定が硬直化したすべての
企業がかかる。


そんな中での有効な企業内コミュニケーションとは
一体どんなものなのだろうか。


これは手強いテーマだよ。
一筋縄ではとてもいかない。


ある意味、顧客とのコミュニケーションより
ずっと難易度が高い。


企業内コミュニケーション
については大きなテーマとして
このブログでも時々取り上げていきたい。


自分としては、経験してきたことの中に
答えが詰まっていると思っている。




  • Posted by グッドリスナー at 23:55│Comments(2)
    この記事へのコメント
    グッドリスナーさん、いつも「たまりば」のご利用ありがとうございます。
    「たまりば」運営事務局でインターンシップをしている学生スタッフです。
    企業内コミュニケーション、私も気になります。私はまだ学生ですが、今後どのように関係を築いていけばいいのかなど、現時点で不安がありますから。
    Posted by たまりばスタッフたまりばスタッフ at 2014年09月26日 10:24
    たまりばスタッフ 様

    コメントありがとうございます。
    私は創業100年近い古い企業に36年半勤めていました。
    社内のキャリアとしてはアウトサイダーで、新事業の企画立案などを
    やっておりました。
    その経験から、古い組織で新しいことを始める場合、最大のハードルは
    社内の官僚的な思考パターンです。
    コミュニケーションは人間にとって永遠のテーマですが、硬直化した組織内でのコミュニケーション術は、なかでも重要な課題と思います。
    Posted by グッドリスナー at 2014年09月28日 11:33
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      コメント(2)