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2014年09月24日

無業というのが一番マズイという理由


日々あたりまえのように
積み上げている仕事のキャリア。


その価値は実感しにくいが、
無業の状態から見ると雲泥の差といえる。


無業、つまり何の仕事もしていない状況は
非常にまずい。


収入が無いということだけではなく、
なんのキャリアも積めないからである。


格別に専門性も高くなく、
ルーチンワークだけにみえるような仕事でも


職場で働くということは、
日々コミュニケーションをとりつつ
仕事をしている。


企業や団体の中で働くということは
コミュニケーション力を磨くことでもある。


一般的に日本の企業では、
いかなる資格よりこの能力を重視している。


人事のスペシャリストいわく、
仮に同い年齢で、弁護士や公認会計士の
資格を持っていても職務経験の無い人と、


何の資格も持っていないが
職務経験の豊富な人がいたとしたら


採用したくなるのは圧倒的に
後者の職歴のある人だそうである。


企業内で資格を持っているだけでは
ほとんど評価されないのは、


資格などは、職務の必要に応じて
取得させればよいという考えがあるのと


そもそも資格があることと、
その仕事が出来ることとは無関係
であると企業では考えるからである。


制度上や発注要件として資格者が
必要なケース以外で、


企業で資格があるからといって
優遇されることは、自分の経験からも
まず無いといってよい。


それよりも意外と無いと困るのは
普通運転免許とかへーシックなパソコン
スキルなどである。


運転免許は、技能よりも身分証明として
必要であるし、


最低限のパソコンスキルが無いと
現代の余裕のない職場環境では
悠長に教えるわけにもいかない。


ニート=自宅にこもってパソコン三昧
というのは先入観で、


無業の人は運転免許も無く、
パソコンもやらない人が多いらしい。


今の日本社会は職務経験を非常に重視するので、
無業期間が長いと圧倒的に不利である。


感覚的に言うと30歳で職務経験が無い人の場合、
単純作業の職歴だけの50歳の人よりも
採用される可能性は低い。


つまり、どんな職業であれ職務経験にはなるのであり、
特に会社勤めをこなしてきたことは、
最低限のコミュニケーション力はある
と見てくれる。


就活浪人もいいが、それが何年も続き
無業状態でいることはとても危険である。


極論すれば、どんな会社であっても
無業状態よりは社会的評価は高い
ということである。


ただ職業といってもアルバイトのフリーターは、
会社員や団体職員ではないので、


コミュニケーション力については
クエスチョンを付けられるのは
致し方ない。


日常の平凡と思える職場での
仕事の積み重ね。
バカにしたものではない。




  • Posted by グッドリスナー at 12:00│Comments(0)
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