プロフィールプロデューサーの独り言

最近は、どこでもうまい
コーヒーが飲めるようになったね。


自分も大のコーヒー好きだが、
そうなったのはそんなに前のことでもない。


かつてはドリップ式のレギュラーコーヒーは
まずお店以外では飲めず、
インスタントが主流だった。


しかし、シャワートイレと同様、
一度ドリップの旨さを知ってしまうと
もう二度とインスタントには戻れない。


自分の場合、コーヒーは旨さに
こだわっているわけではなくて、
むしろ飲む頻度が多いというという意味の
コーヒー党である。


サラリーマン時代の終わり近くは
オフィスにいることが多かったせいもあり
一日５杯くらいは平均してんでいた。


オフィスのコーヒーは福利厚生ではなく、
職場の天引き徴収だったから
誠に申し訳ないことに
圧倒的に割り勘勝ちしていたと思う。


それくらいのコーヒー好きだが、
上には上がいるもので


ルクセンブルクの人は年間２８００杯以上
飲むというから、一日あたり８杯ちかく
になる。


ちなみに日本人の一人あたりの
コーヒーを飲む量は、年間３４０杯で、
一日１杯にも満たない。
これは世界２９位の数字だそうだ。


しかし、この順位も近いうちには
大幅に上昇しそうである。


それはレギュラーコーヒーの普及に
加えて、セブンイレブンのセブンカフェや
マックのプレミアムローストコーヒーの出現で
さらに美味しいコーヒーに目覚めはじめたからだ。


ご存知ない方は、あんな安価なコーヒーと
思うかもしれないが、
あれはちょっと前なら考えられないくらい
美味である。


それがあの値段となれば
売れないはずもなく、セブンカフェなど
あっという間に４．５億杯、５００億円も売り上げた。


コーヒーなどある意味ずっと前からあって
今さら新しい市場など考えにくい商品が、
いま全く新しい境地に入りはじめている。


このことは、世界の他の国々では
日本よりはるかに普及しているアイテムが


ホンモノを安価に持ち込むことで
爆発的に新市場を出現させられる
ことを意味している。


他にもきっとそんなアイテムは
あるはずである。