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2014年07月01日

企業にとっての理念とは


時期的に先週は株主総会
のオンパレード。


『24時間365日死ぬまで働け』
という理念で居酒屋チェーンを
経営している会社は、
創業以来初の大赤字を報告したらしい。


もっともこの理念、
現在は
「働くことは生きることそのものである」
に書き改められているらしい。


この理念の是非は別として
企業にとっての「理念」とは、
企業の存在理由そのものだから
最も重要なものである。


どんな企業も、
理念に基づいて商品や
サービスを生産し、提供している。


古い個人商売で
理念なんか特に無い
というような企業でも


本人が忘れてしまっているだけで
創業時点では何か理由が
あったはずである。


だから冒頭の会社も
言葉は変えていても、真意は
変えていないはずである。


たくさんの売上を上げたり、
儲けを出すことは「結果」であって
その商売を始めた理由や理念
そのものではない。


だが、この理念というヤツ、
個人事業になると結構
忘れられてしまう。


「あなたのビジネスの理念、
これだけは譲れない信念は
何ですか?」と聞くと
意外と即答できない人が多い。


でも、理念は内側から湧き出してくる
想いだから、そんなに深く考えなくても
実は身近にあるはずなのだ。


自分の場合、身体的な理由で
少年時代にコミュニケーションに
難があり、


その反動で、いつも人前で話したい
という欲求が強かった。


そして、そのことが仕事の中での
コミュニケーションスキルに
つながっていった。


だから自分のミッションとして
自分にはコミュニケーションスキルが無い、


足りないと思っている人を
手助けしたいということが
自分の理念になった。


人はこの世に生まれてきた以上、
どんな人でもその人なりの
ミッションがあるはず。


そのミッションを実現することが
その人の理念になるのだと思う。




  • Posted by グッドリスナー at 17:30│Comments(0)
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