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2014年06月22日

日本選手のメンタルが弱いと云われているが


サッカーW杯ブラジル大会の
日本代表の2戦が芳しくない。


そして、結果が出ない時になると
必ず出てくるのがメンタル面の弱さの話。


確かに選手のコメント映像など
見るかぎり、選手の表情は冴えず、
ガッとくるものは感じられない。


でも、日本人は大一番で
メンタルが弱いというのには
異論を唱えたい。


では逆に聞くが
メンタルが強い人というのは
どんな人間を指すのか?


大一番になればなるほど
ふだん通り、あるいは普段以上の
力を発揮する人のことか?


そう見える人がいるのは
確かだが、それはメンタルが強い
からなのだろうか?


自分はどうも違うような
気がしている。




メンタル云々の論議は、
実は形を変えた精神至上主義
だと思っている。


最後の土壇場になれば
ものをいうのは精神力という
昔ながらのアレだ。


うーん。
未だにこんなことを
言っているからダメなんだよ。


実は大一番で最も大切なことは
精神力ではない。


大一番に至る前の準備である。


もうこれ以上は絶対無理という
くらい、とことん準備を尽している
ことが重要なのだ。


準備が完璧なら
本番で必ず精神力は
ついてくる。


本番で結果が出ないことを
精神力のせいにするのは
準備が完璧でなかったことの
言い訳にすぎない。


スポーツではないが、たとえば
大勢の前でプレゼンテーションを
するとなった時、


本番で心が負けない唯一の方法は、
「徹底的に準備をする」
こと以外にあり得ない。


S.ジョブズはじめプレゼンの名手
と言われる人も、ここ一番の本番前には
膨大な時間と労力をかけて準備をして
いたそうである。


お笑いタレントの名手と言われる人達も
基本的にはアドリブはやらない
という。


アドリブは素人か
稽古不足の芸人がやること
なのだそうだ。


えー、それじゃサッカー日本代表は
準備が足りてなかった
みたいじゃないかって?


結論から言えば
その通りということになる。


W杯の後にいろいろと分析は
されるだろうが、


本番で力が発揮できなかった
とすれば、選手だけでなくスタッフを含めて
何か準備が足りなかったのである。


もちろん勝負は相手があり、
力量があるから完璧に準備をしたとしても
よい結果を得られるとはかぎらない。


しかし、準備が完璧といえるくらい
自分たちが納得しているのなら、


勝負の後に「メンタル面で負けた」
というコメントだけは
発せられないはずである。




  • Posted by グッドリスナー at 17:00│Comments(0)
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