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2014年06月17日

衣食足りてノウハウを求める

団塊の世代が仕事から
リタイアし始めた。


団塊世代の人たちは
日本経済の成長期を支え、
それこそ身を粉にして働いてきた。


今はブラック企業ばやりで
強制的な働かされている
ことが強調される感じだが、


高度成長の頃は
「モーレツ社員」という言葉
がはやっていた。


団塊世代の人は
趣味も多彩で、それを
追及するのに貪欲だから


リタイア後は時間や資力がなくて
出来なかったことを
取り戻そうとして必死である。


大型バイク、登山、ゴルフ、
世界旅行、とにかく遊ぶのも
「モーレツ」だ。


さて、団塊以降の世代は
どうだろうか?


そもそもモーレツ度が低いので、
どうもあまりそのようにならない。


自分は団塊世代より
少し後の世代で、


同世代の人と同じく
何かを取り戻そうと
必死にはならない。


今後高齢者の消費性向を考える時、
これは決して無視できない
要素だと思う。


では、何におカネを使うのか?


ここから先は独善的な推測だが、
「教育」とか「知的満足」のような
気がしている。


「教育」というのは、
子や孫への教育投資ではなくて、
自分に対する教育におカネを
かけることである。


団塊以後の世代は、
ある程度モノや体験に関しては
充足した人生を歩んできているので、
それらへの執着は比較的少ない。


だが、技能を身につけたり
知識を深めることには限度がなく、
こちらの方におカネを使う
のではないか。


形のない情報商材は
教育や資格といったジャンル
だけでなく、趣味系のものも
よく売れている。


こうした商品は欲しい人には
ノド手の商品だから
はまればよく売れているのは
そのせいだと思う。


いよいよ「衣食足りて
礼節ならぬノウハウを求める」
時代がやってくる。




  • Posted by グッドリスナー at 21:00│Comments(0)
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