たまりば

多摩のコミュニティビジネス 多摩のコミュニティビジネス多摩市 多摩市

2014年05月21日

人の感情を理解できない管理職が増えている


これも東洋経済オンラインからのネタだが、
最近人の感情を理解できない管理職が
増えているのだそうである。


特にバリバリ優秀で、
学習能力の高い管理職に
多いらしい。


優秀な人(特に男性の場合)は、
数値化できること、結果に勝敗がつくこと
に対してモチベーションがとても高く、


一所懸命勉強もするし、
努力家なので結果を出す。


けれども人の感情は
数値化できないので全く
理解できない、理解したくもない
ということになるらしい。


担当者から管理者のポジションに
変わる時、このことが大きな
ハードルとなって立ちはだかり、
挫折してしまう人もいる。


特に初めて女性の部下を
持ったバリバリ系の男性管理職に
そんな人が多いらしい。


人は究極感情の動物である。


日本的な労働意欲には特に
その要素が強く、
「オレはカネのために働いて
いるんじゃねぇ」
ということは根底にある。


だから、
社員のモチベーションを保つには
報酬以上にその社員に対する
リスペクトと仕事に対する「褒め」が
重要と言われるのだろう。


人の感情を理解するのが苦手な人は、
小説よりビジネス書を好む傾向にあり、
恋愛や家族サービスに関心が無い人が
多いという。


しかし、最近の世の中、
特にビジネスの世界では、
この感情をいかに理解して
前向きな気持ちを引き出すか
がとても重要になってきている。


前出の感情理解の出来ない人
に対する処方箋は、
とにかく「人に関心を持つこと」
に尽きる。


些細なこと、どうでもいいことを
耳をダンボにして、
好奇心をむき出しにして
ひたすら聞く。
そして前向きに質問する。


人が感情の生きものであるのは
千年や二千年では変わらないことだから、
受容して対応するしかない。


話は飛ぶが、かの豊臣秀吉は
この感情を利用することが
天才的だったと言われている。


人に関しての好奇心がとても強く、
相手の感情のどのボタンを押せば
味方になるか心得ていた。


「人たらし」と言われた所以である。




  • Posted by グッドリスナー at 16:00│Comments(0)
    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
    削除
    人の感情を理解できない管理職が増えている
      コメント(0)