たまりば

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2014年04月30日

自分のブランドが求められる時代


会社員を36年以上やったが
キャリアの初めの頃と
終わりの方では、


ずい分と求められるものが
変わったと思う。


会社員になりたての頃は、
先輩や上司に言われたことを
言われたとおりにやる能力を
求められた。


当時は高度経済成長が完全に
終焉し、石油ショックという世界的な
大騒動があり、
成長から守りに入ったところだった。


高度経済成長時代の
ただガムシャラに働くことによって
得た成功体験から離れられない
先輩がまだたくさん居た。


そうした先輩たちが
低成長時代で通用しなくなり、
去った後にバブル経済時代が
到来した。


いくらカネを使っても
それ以上に稼げればよしと
された時代で、能力より
立ち回りの要領のよさが
求められた時代だった。


しかし、バブルが崩壊、
今度は失われた10年ともいわれる
長い冬の時代に。


ここでは、クリエイティブであるより
いかにミスをしないか、
問題を起こさないか
が求められた。


そして経済が回復基調に入った
今の時代になる。


今の時代は、
ある面過酷である。


それまでの時代のように
目立たずそつなくだけでは
通用しない時代だからだ。


終身雇用の終焉、
経営を取り巻く環境の激変で
どんな大企業といえども
この先数十年にわたって安泰
とは言えなくなった。


無難に生きたいと思っても
それが可能な働き方じたいが
難しくなっている。


だが、前向きな人にとっては
年齢性別、そして経歴に関わらず
チャンスにあふれている時代

とも言える。


かつては20代で巨万の富を築くのは、
いかに能力と意欲があっても
不可能に近かったが、
今はそうではない。


チャンスをつかめる人というのは、
自分なりの「強み」と、
「スピリット」を持つ人
である。


「強み」の発見は、
このブログのテーマだが、


それに「スピリット」が加わることで
その人だけのブランドが確立される。


「スピリット」とは、
信念とか、こうありたいという強い思い
などである。


今の時代、商品もサービスも
実態としては大きな差がない。


そして人の能力も教育の普及と
インターネットの進展で、
スキルを身につけることが
特別なことではなくなり、
大きな差がつかなくなった。


だから人にはない自分の「強み」と、
他の誰にもない「強い思い」が
周囲を巻き込み、変えることになるのだ。


自分のブランドは、
ぜひ確立したい。




  • Posted by グッドリスナー at 20:00│Comments(0)
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