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2014年04月25日

自分の背中は自分では見られない


パーソナルブランディングを
研究していても
自分自身のブランディングは
簡単ではない。


どんなに凄い実績の持ち主でも
自分自身の本当の強みは
意外とわからない
ものだ。


ちょうど自分の背中を
自分の肉眼では見られないように


どんな人でも
完全に自分を客観視は
できないから
無理のないことではある。


それと訓練を積んで
自分を客観視できるように
なったとしても


良いアイデアは対話の中で
生まれてくることが多い。


だからブランディングの過程で
対話は欠かせない。



資格のような形のある
わかりやすいものは別として


話をしやすい雰囲気とか
信頼感、人間味などは
無形であるだけに
本人には自覚できない。


友人に人の自分史づくりを
ビジネスにしている人がいる。


この人は自分などとは違って
とても物静かな人で、
黙っていても深山の湖のような
落ち着いた深みが感じられる。


本人は全くそう思っていない
ようなのだが、
マイヒストリーを思わず
話してみたくなる雰囲気がある。


こんな強みなど無形のものだし、
実際に会わないと分からない。


他に、長年やってきたことでも
格別のトピックスでもなければ
本人には強みと感じられないことが多い。


他人視点からすれば
些細なことでも長年続けている
ことじたいがすごい
のだが、
本人は当り前すぎて気がつかない。


一見平凡に見える仕事のキャリアも
よくよく話を聞いてひも解けば
他人視点からは宝の山に見える。


こうしたことは謙遜などではなくて
自分のことは自分ではわからない
の法則が働いているとしか思えない。


だからブランディングや
プロフィール強化の過程では
話を引き出す会話力が
きわめて大切
だと思う。


本を読んでやり方を学んでも
自分の強みは発見できない
所以である。




  • Posted by グッドリスナー at 14:54│Comments(0)
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