プロフィールプロデューサーの独り言

昨日、いつもあまり着ない服を着て外出したら
途中でハンカチを持っていないことに気づいた。


折悪しく、ハンドタオルも何もない。
トイレに行って手を洗っても
拭くこともできない。


家にはハンカチもハンドタオルも
捨てるほどたくさんあるのだが、
今持っていない。


一日中外出するのに無いという
わけにもいかず、
仕方がないのでコンビニで購入した。


こんな時は、とても悔しい。
失くした時より残念だ。


ふだん持っていないものや
数が増えてもいいものなら
残念ではないのだが、


たくさん持っているものなのに
その時たまたま持っていなくて必要で、
買わなくてはならないことになると、
すごく無駄なことをした
という気持ちになるからだ。


結局、いくらふだん持っていても、
使いたいタイミングで使えなければ
全く持っていない以上に
残念な気持ちになるということか。


これは、スキルも同じではないか
と思ってしまう。


スキルなんて、物と違って
一度身につければ
いつでも引き出せるんじゃないの
と思うのは大間違い。
長いこと使用していないと
いざという時に引き出せない。


自転車に乗るような
海馬で記憶していることは別として、
ノウハウ系のスキルは、
メンテナンスが無いと
けっこう陳腐化がはやい。


これって元々
スキルが無いのより悔しい。


だから過去のキャリアは財産として
消えることはないけれども
やはりメンテナンスは必要なのだ。
自戒したい。