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2014年04月03日

独り旅 趣味というレベルじゃないけれど


趣味なんてないよとか
無趣味です
という人がいる。


でも、○○マニアとか
△△オタクというレベルじゃないにしても、
性向といってよいレベルのことなら
誰にだってたくさんあるはずだ。


自分の場合、趣味というほどではないが、
結婚するまでよく独り旅をやっていた。


一番初めに独り旅をしたのは
なんと小学校6年生の時だ。
それも北海道で泊りがけ。
親もよく出したもんだよね。


夏休みに北海道の従兄の家に
行くことになり、


往路こそ当時大学生だった従兄と
一緒に行ったのだが、
復路は札幌から東京まで
独りで旅して帰ってきた。


もう50年近く昔のことだが、
さすがに当時でも飛行機はあった。


しかし、まだまだ航空運賃がとても高く、
高嶺の花だったので、往復とも
陸路と青函連絡船の旅になったのだ。


まあ、半端なく遠かったよ。


従兄の家は、
札幌市から鉄道で1時間半くらい
の夕張市の近くにあったのだが、


往路では、夕方上野駅から
演歌じゃないが
夜行列車(汽車SL)に乗り、
翌日の朝に青森到着、


そこから青函連絡船に乗って、
函館に着き、


また延々5時間以上をかけて
札幌まで行き、そこから列車を2本
乗り継いで翌日の夜
ようやく着いた。


当時小学生だった自分は
再びその逆のルートを
列車と連絡船を乗り継いで
ひとりで東京まで帰ってきた
わけである。


生まれて初めて食堂車
なるものを利用し、
オートミールが何かもわからずに注文し、
「なんだこれ、不味いなあ」
と感じたのを今でも覚えている。


だが、小学生の独り旅にも関わらず
全然不安は感じなかった。


中学生になると
連泊の自転車ツーリングで
伊豆や富士五湖に行ったりした。


高校生になると
当時全盛だったユースホステルを
利用して関西方面はじめ
全国各地を独りで旅行した。


独り旅は、大学生の時、
社会人になって独身のときも
ずっと続けていた。


結婚後はさすがにピタリと
やめてしまったが、
今でも独りで旅に出たい気持ちはある。


こうした一連の行動を考えて見ると
こどもの時から単独行動するのが
大好きだったようだ。


たぶん行動原理の根幹に、
群れを避けて単独で行動したがる習性や
指図を嫌う性格が強くあったのだろう。


趣味や性向には、
その人の個性がわりとストレートに
出やすいので、


自己分析する際には
決して軽視できない要素である
と思っている。


自分が誰もやりたがらない
新事業に手を挙げたり、


会社の雇用継続よりも
フリーランスを選んだ根底には
こんな性向があったからなのかもしれない。


  • Posted by グッドリスナー at 17:26│Comments(0)
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