リーダーシップって何だろう?
最近はリーダーシップ論が盛んで、
書籍やセミナーなど様々な学ぶ機会が
提供されている。
自分も最近ちょっと学ぶ機会があり、
いろいろと聞きかじってきた。
講師の先生によると
リーダーシップの本質とは、
「何をしてもらいたいのかという問いに対し
きちんと答えること」だという。
そんなの当たり前じゃないか
と思うかもしれないが、
意外と職場ではこれが行われていない
のだそうだ。
例えば会社には達成すべき目標があり、
それは明確に示されている。
だが、それはただゴールを示しているだけで
建物でいう完成予想図に過ぎず、
それだけでは人は動けない。
リーダーは道筋を示し、
舵取りをしなくてはならないが、
その場面で多くのリーダーは
「どうしたらいいか」の方法論だけを示し、
「チームとしてなぜそれをやろうとしているのか」、
「チームとしては何をしたいのか」
を示していない。
部下にとって最も困った上司は、
「何をしてほしいのか明確に示さない上司」
であるという。
建物の建築に例えると
リーダーシップは設計図に相当し、
方法論=マネジメントは建築手順に
相当する。
どちらも不可欠だが、
設計図を示さずに建築手順だけを
指示しているのが世の多くのリーダーなのだ。
そして設計図は、リーダーにしか
示せないのである。
このリーダーシップ、
会社全体に置き換えると
「経営理念」とか「指針」に相当する。
かのドラッカー博士によれば
「リーダーとはフォロワー(ついて来てくれる人)
が居ること」だそうである。
―追伸―
本ブログは、昨年9月1日よりスタートし、
本日で164回となりますが、
設計図に沿わない記事も多く、
コンセプトに対し曖昧になっていました。
よって、本日をもっていったん終了し、
以後はよりコンセプトを明確にしたブログとして
再開する予定です。
短い間でしたが、ご愛読誠にありがとうございました。
なお、引っ越し先はあらためて掲載します。
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