2014年12月28日
日々の平凡な仕事でも意欲的に取り組めばスキルはアップする
以前ほどではないが、
今でも人事制度として総合職と一般職の
二つのレールを敷いている会社は多い。
両者には給与や昇進について明確な差があり、
また仕事の内容も異なっていることが一般的だ。
一般職では毎日同じルーチン業務だけで
スキルが高まらないとして、
総合職に転じたいという人もいると聞く。
だが、転換制度が無い会社ではそれも難しく、
退社転職を考える人もいるようだ。
しかし、すぐに転職を考える前に
一般職では本当にスキルアップができないのか、
もっとよく考えるべきである。
一般職=単純作業=スキルアップに限界
と思われがちだが、
必ずしもそうではないと思う。
企業によっては「あたりまえのことを
ミスなくきちんとスピーディに処理できる」
能力は非常に価値が高い。
極端に言えば一般職のプロフェッショナルになる
という選択肢だってあると思う。
そんなプロが、総合職に転じたいとなれば
企業にとって実績不明の人間を
新たに雇用するよりはずっとリスクが小さい。
ただ一般職の仕事をやらされ仕事と思って
やっているだけではスキルとしては高まらない。
自分の創意工夫で仕事を改善する
意欲を常に持つ人であるべきである。
自分の経験だが、
会社員としてのキャリアの後半は
新事業推進の仕事が多かったが、
それは偶然ではなく、
日々の業務の中で常日頃
組織や立場を超えた新事業提案を積極的に
発信していたことが大きいと思っている。
見ている人は必ずいるもので、
そんなことを続けているうちに
新事業の仕事ばかりが回ってくるようになった。
たとえルーチンに見える業務においても
意欲的に取り組むことで
ビジネスキャリアは必ずアップして
いくものである。
労働生産性向上の美名の下、仕事の中身がハードになっても処遇が変わらない人たち
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Posted by グッドリスナー at 17:00│Comments(0)
│働き方