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2014年08月31日

就職面接での見られ所とは?


就職氷河期はかなり
緩和されてきたとはいえ、
一流といわれる企業への
就職は相変わらず厳しい。


なかでも最大の難関と
されるのは面接である。


面接をクリアするための
セミナーや個別指導もあると聞く。


だが、面接は確かに重要ではあっても
わずか数分から長くても数十分で
すべてがわかるわけがない。


面接官は人を見抜くプロだから
短い時間で適否をすぐに判断できる
という人もいるけれど、
それは買いかぶりである。


人間は多面的でとらえどころがない
というのが実際だから、


ベテランの面接官にしても
いやベテランであればあるほど
そんな自惚れは持っていない。


では就職面接で面接官は
何を見ているのか。


それは自社にとって
「この人は就職したら何を提供
してくれるのか」
それを見ている。


だから「ありのまま」や
「とらえどころがない」状態で
差し出されても面接官は
困るのである。


採用されたい側としては
自分の中の引き出しをよく整理し、


採用されたい企業に対して
何を提供できるのかを一本の物語
のように編集する。


面接官といえど人間だし
短い時間で判断するのは至難なので


面接を受ける人が
「会社に何をもたらしてくれるのか」、


それが独りよがりでなく
会社の求めているものと一致しているか
それだけを判断する。


こう考えると面接の前に
ある程度勝負は決まっている
ことがわかる。


つまり、自分の中で目的の会社に
が必要としていることが何かを知り、
「きちんと分かりやすく整理編集すること」
である。


面接する側の経験者としては
何を考えているのかわからない、
こちらのニーズに応えてくれるのか
わからない
というのが一番困る。


これは商品を購入する時と
まったく同じ心理だ。


誰だって、商品の中身や
特徴がよくわからない、


自分のニーズを満たしてくれるのか
わからない、という状態では
商品を買わないだろう。


とどのつまり、面接とは
第一印象だけでなく、
商品戦略が必要な作業
なのである。




  • Posted by グッドリスナー at 12:00│Comments(0)
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