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2014年08月28日

フィンガーリーダー、いよいよ実用化するらしい

視覚障がいの人は
従来は点字本でしか本を
読むことができなかったが、


ついにフィンガーリーダー
が実用化される見通しとなり、
普通の本が読めるようになる。


これは身体に障がいを持つ人を
支援するアシスティブテクノロジーの
一つだ。


指先に指輪形状のデバイスをはめ、
リングの上部に組み込まれたカメラで
文字を判読し、音声化する。


最近、自分はスマホの名刺管理
アプリを使ってみたが、
あれも名刺をカメラで撮り、
名刺のテキスト情報をデータ化する。


フィンガーリーダーは、
データ化ではなく音声化する。


これを使うと視覚障がいの人でも
普通の本が読める。


そしてさらにすごいことは、
スマホやPC上にフィンガーリーダーを
あてれば、


そこに出ている文字情報も音声化
できるらしい。


アシスティブテクノロジーの進歩は
目覚ましく、障がいのある方でも
ハンディキャップは今後かなり小さく
なっていくだろう。


フィンガーリーダーより前には、
超音波を利用した視覚障がい者向け
ディバイスも開発されている。


これは、装着したディバイスから
超音波を発し、障害物などを音に
変換して認識できるものらしい。


ロボット技術の進展は、
脳からの電気信号を変換して
補助器具を動かせるまでに
なってきていて、


近い将来これも
実用化のメドが立つだろう。


究極のところ、どんな身体的な
ハンディがあっても、


脳がふつうに機能している限り、
すべてディバイスが情報として信号化し、


脳に送り込み、解決することができる
可能性があることになる。


SFチックな話だと思っていたことが
どんどん現実に近づいていく。


そう遠くない未来において
身体的な特徴による優位性などは
別に優位でも個性でもなくなる
かもしれない。


学習さえも脳の学習機能の
解明が進めば学習補助ディバイスが
開発され、


寝ている間に効率的に脳に
必要な情報を送り、
学習できるようになるだろう。


聞くところによれば、
人間の脳にはリミッターがかかっており、


その潜在的な能力の十分の一
も利用していないらしい。


だから学習ディバイスが実用化されると
英会話など10分間でペラペラになる
などということが現実化する。


世界的なプロゴルファーの技術を
データ化して脳に送り込めば
一夜にしてローリー・マキロイにも成れる。


そんな未来はなんだか空恐ろしいが、
その時でも人間にとって変わらない
大切なことというのは、
一体どんなことなのだろう。


未来はいつでも想像を絶するもの
だけれど、そのうちドラえもんも
本当にやってくるのかもしれない。




  • Posted by グッドリスナー at 17:30│Comments(0)
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