たまりば

多摩のコミュニティビジネス 多摩のコミュニティビジネス多摩市 多摩市

2014年03月26日

笑福亭鶴瓶さんでも緊張したという話


自分は仕事の関係で
大勢の人の前で話をする
機会が多かった。
 
 
新事業の立ち上げも
担当していたので
事業や商品のプレゼンテーションも
数えきれないくらい経験している。
 
 
それでも毎回話始めは緊張する。
 
 
聞いた話では、程度の差こそあれ
どんなベテランでも多少は
緊張するものらしい。
 
 
緊張という現象は、
外敵からの攻撃に備える
本能的な生理現象だから
して当然で、
 
 
自分は緊張しないという人は
信用できない。
 
 
もし本当に緊張しないというのなら
それは聴衆をバカにしているか、
本人がバカなのか、
それとも本当に緊張する場面に
遭遇していないか、
そのいずれかだと思う。
 
 
しかし、適度な緊張はよいのだが、
舞い上がるまで緊張してしまうと
どうにもならない。
 
 
笑福亭鶴瓶さんが
SMAPの中居さんとの対談で
喋っていた話がある。
 
 
ある時、鶴瓶さんは、
亡くなった中村勘三郎さんの依頼で、
歌舞伎役者のお歴々の前で落語を
披露することになったそうな。
 
 
そして得意の(というか本業)である
落語を披露したのだが、
 
 
なんとあの絶対緊張しなさそうな
百戦錬磨の鶴瓶さんが、
メチャクチャ緊張してしまい、
全然うまく喋れなかったそうだ。
 
 
これは、聞き手が一般の人ではなく、
芸事では鶴瓶さんといえども
一目も二目もおかざるをえない
歌舞伎界のお歴々だったからである。
 
 
一般的に、
過度に緊張してしまう条件の一つに
自分が話す話題について
聴衆の方が詳しいと思ってしまう
場合がある。
 
 
鶴瓶さんは、落語を始める前に
心理的に劣勢に立たされてしまったのだ。
 
 
しかし、その話にはいいオチがあって、
緊張のあまりうまく話せなかった
鶴瓶さんに落語が終わった後、
 
 
依頼した勘三郎さんが、
「鶴瓶さん、緊張していましたね。
でもそれで良かったんですよ。
歌舞伎の世界では、
あのような場面で緊張しない役者は
二流だと言われているんです。」
 
 
とフォローしてくれたそうです。
 
 
自分はこの話がとても好きで、
いつも大勢の前で喋らなくては
ならない時の心構えにしている。
 
 
 
 <お知らせ>
 
いよいよ来週、自己プロフィール強化をテーマ
にしたセミナーを開催します。
セミナーですが、豪華ランチ付きのくつろいだセミナーです。
ご興味があり、お時間を取れる方は、ここをご覧ください。
 
 
日時: 2014年4月5日(土)11時20分スタート(11時開場)、
   13時20分終了。
場所: Cafe Miyama 渋谷東口駅前店マイ・スペース 第5会議室
東京都渋谷区渋谷3-19-1 オミビル地下1階
 


  • Posted by グッドリスナー at 23:16│Comments(0)
    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
    削除
    笑福亭鶴瓶さんでも緊張したという話
      コメント(0)