2015年02月10日
坪田信貴先生のセミナーに行ってみた④
目標を数値化し、日々の進捗も
数字で達成度を記録していくというのは
目標達成のためのごく一般的な手法だ。
だが、ビリギャルの坪田先生のやり方は
もっと徹底している。
たとえば挨拶で
「大きな声であいさつしよう」
などとけっして言わない。
先生の塾には音量測定器があり、
「測定器から1mの距離で80デシベルの声で
挨拶しよう」などと指導する。
冗談のような話だが、
数値化されない目標や指示は
受取る側の主観に左右されるため
目標にならないからである。
ビジネスでいえば
「もう少し頑張れ」ではなく、
「今月は前月比110%まで売ろうよ」
と言うようなものである。
そして坪田塾では数値目標に対して、
「100点を目指しましょう」ではなく、
「前回より〇%高い点を取りましょう」と言う。
前回より〇%と設定すると、
数値がわずかであっても複利計算になるので、
毎日やっていくと結果として大きな伸びになる
ことがわかっているからだ。
坪田塾で徹底しているのは、
「良い所出し」、「加点主義」「プロセス重視」、
「失敗の許容」、そして「感謝の伝達」の5つだそうだが、
そこにはこんな数値目標のたて方が
ベースになっている。