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Posted by たまりば運営事務局 at

2014年10月24日

脳トレの効果は疑問だが、プレゼンの効果は大きいという話


一頃流行った脳トレーニングブームは、
昔から間隔をおいて度々流行している。


人の能力に対する探究心は
飽くなきもので、


「〇〇をすると脳が鍛えられる」
というテーマの本は、
しばしばベストセラーになっている。


しかしこの種類の話、
実はどれも証明が難しい。


「〇〇をすると」ある脳内物質の
分泌が促される


→だから脳が活性化され、
その結果脳が鍛えられる
という論理だが、


脳内物質の分泌が増える
ことは証明できても
脳がどの程度活性化されるかは
条件しだいであるし、


そもそも脳が活性化されても
能力として発揮されるためには
それだけでは不十分だろう。


料理にたとえると
「〇〇をすると唾液の分泌が増えます」
という類のことである。


唾液の分泌が増えたからといって
それだけで料理が美味しくなる
というものでもない。


しかし脳トレブームのように
実際の効果には疑問があることでも


効果があることなのだとして
データや画像つきで説明されると


人は説得力があると感じて
信じることが実験で既にわかっている。


極論だが、
まったく根拠のないデタラメな内容でも、


データと画像を付け、統計グラフでもあれば
人は納得してしまう。


自分はパフォマンスだけのプレゼンは大嫌いだし、
あんなものをスキルとして真似るのは
実にバカげていると思っている人間だが、


脳科学的にはそれもアリ
なのかもしれない。


人間が納得をしようとしまいと
事実に変化はない。


だが人間にとっての真実が
自分が信じられることを指すのだとしたら


プレゼンテーションというものの
威力と重要さは認めないわけにはいかない。



  

  • Posted by グッドリスナー at 23:55Comments(0)

    2014年10月24日

    飲み放題があるのは日本だけ?


    プラス1000円で2時間飲み放題
    なんて居酒屋、最近よくあるよね。


    このシステム、外国人には珍しいらしく、
    またとても好評でもあるそうだ。


    とくに留学生などにとって、
    時間内いくら飲んでも
    一定料金というのはとても魅力的らしい。


    しかし思い返してみると、
    自分の学生時代には、
    飲み放題のようなサービスは
    あまり無かったような気がする。


    また、フランスのように
    飲み放題そのものを法律で
    禁じている国もある。


    しかるに日本では、
    むしろ居酒屋などで
    増えている感じすらある。


    この違いは何なのだろうか?



    一番の違いは、
    最近の日本人、特に若者は
    あまり酒を飲まないからではないか。


    多人数で飲む機会の時、
    面倒をさけるため飲み放題にする
    ことはとても多いが、


    見ていると時間内に頼むのは
    一人せいぜい2~3杯、
    それも薄いジュース同然のチューハイか
    ソフトドリンクだ。


    これでは店は大儲けだよ。
    だからどんどん増えるわけだ。


    でも外国人、特に欧米人は
    体質的に酒に強いし、


    かつての日本人も「無礼講文化」
    があって、とことんまで飲んだ。


    しかるに今は、みんな飲まないから
    店にとってはとても好都合である。


    グループの人数が多ければ
    たぶんプラス500円でも採算が
    取れるのではとおもうくらいだ。


    これは多分統計学の問題で、
    仮に突出して飲む人やグループが
    居たとしても、


    サンプル数が多くなると全体で
    緩和されて大した問題にはならない
    ということがわかっているからだろう。


    ということで、教訓としては
    計算が面倒でも安易に飲み放題を
    チョイスしないことだ。


    もっとも自分一人の時は、
    よく飲み放題を選択している。


    というのも、
    自分はくだんの統計学における
    ごく少数の例外であるためだが。



      

  • Posted by グッドリスナー at 12:00Comments(0)