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Posted by たまりば運営事務局 at

2014年10月19日

人の不幸は蜜の味は、脳科学的には正常な反応


フィギュアスケートに代表される
採点競技や、ピアノコンクールなど


他人の失敗で自分が勝利することは
よくあることである。


しかし、ライバルがこけた時、
あからさまに喜べば


「他人の不幸を喜ぶなんて
なんて卑劣な」と非難される。


だが、最近の脳科学に基づく実験では、
他人の不幸を喜ぶことは
生理的には当然のことなのだそうだ。


実験では初めに成功している友人の
報告を行い、その後にその友人が
不幸に陥った時の脳の働きを調べた。


すると脳の中では側坐核という
部位が活発になる。


側坐核は、快感を生み出す
「報酬系」の場所で、
やる気とかモチベーションとも
深く関係している。


他人の不幸を喜ぶなんて
卑劣で汚らわしいとは言うけれど
脳としては正常な反応を示しているのだ。


側坐核が活発になる度合いは、
嫉妬や劣等感、不安を司る前帯状皮質
の活動の大きさに比例する。


嫉妬が強かった時ほど
他人の不幸の快感もまた大きい
というわけである。


なんだかこんなことを書くと
身もふたもない話で、人間が
嫌になるが、


確かにフィギュアスケートなどを見ていて
日本選手のライバルの外国選手がこけると
「よっしゃ」と言ってしまう自分がいる。


生理的とは人間たる生物活動の
根源であるから、この感情を無理に
道徳観などで押さえつけるのも
どうかとは思う。


しかし冷静になって見ると
対戦競技ならいざ知らず、
自分の仕事などでは敵失で利する
場面など滅多にはない。


それならむしろ人と比較する
のではなく、過去の自分との比較に
向かうべきなのだと思う。


側坐核といえども
敵失だけが活発化する
要因ではないだろうから。



  

  • Posted by グッドリスナー at 23:55Comments(0)

    2014年10月19日

    ASUKAの薬物問題の判決で男と女は逆の反応をする


    薬物使用で逮捕起訴され
    先日有罪判決を受けた歌手のASUKA。


    この事件では法的な罰以上に
    ASUKA自身歌手生命が危ぶまれる罰を
    世間から受けたことは間違いない。


    だが、このASUKAに対して、
    一部の女性から同情の声があがったことを
    意外に感じた男性は多かったのではないか。


    しかしこれは最近の脳科学からみると
    ある意味当然の結果だったといえる。


    男脳と女脳があるというが
    実際に同じ刺激に対して


    男と女では脳の活動領域が
    異なることがあるらしい。


    ロンドン大学の研究によると
    自分の信頼を裏切った人間が
    ひどく罰せられるのを見た時、


    同情回路ともよばれる脳の島皮質や帯状皮質
    の働き方に男女では大きな差があるというのだ。


    男の脳では悪人がひどく罰せられても
    同情回路が全く活動しないのに対し、


    女の脳では同情回路の活動が40%
    減少するだけで、60%は活動するそうだ。


    男脳では同情回路の代りに側坐核、
    つまり快感を感じる部位が活発になる。


    つまり男は、悪いヤツが罰せられると
    同情より「ざまあみろ」という感情が
    強く発生するのだ。


    これに対し女は、たとえ悪人であっても
    ひどく罰せられるのを見ると
    「可哀想」と同情する感情が強く沸き起こる。


    もちろんこうしたことはそのような傾向がある
    という一般論で例外も当然多くあることだろうが、


    確かに言われてみると
    男性の反応が無機質で冷徹なのに対し、


    女性の反応はよく言えば暖かく、
    感情移入の傾向が強い。



    もし世の中が男だけだったら、
    ギスギスした殺風景な社会になるのだろうし、


    女だけだったら、情に流され過ぎる
    社会になってしまう。


    現実の社会は、この男女の特質が
    うまく組み合わさっているから
    成り立っているのだろう。



      

  • Posted by グッドリスナー at 12:00Comments(0)