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Posted by たまりば運営事務局 at

2014年08月31日

自己ピーアール どこまでなら経歴詐称にならないか


就活では、履歴書や面接において
当然自己ピーアールが必要になる。


その時、採用されたい一心で
多少オーバー目に表現してしまうことは
よくあるだろう。


しかし、やり過ぎれば経歴詐称となり、
発覚した場合は、最悪採用取り消しになる
こともまたある。


では、詐称とならないボーダーライン
というのはあるのだろうか。


これも一消費者として
商品を買う場合に置き換えて
考えると分かりやすい。


たとえば食品の場合、
産地、内容量、生産日や賞味期限、
これなどは正確でなくては
話にならない。


その他食品衛生法で定められた
必要記載事項は当然のことである。


だが、それ以外の情報の場合は
詐称になるかといえば微妙である。


「じっくり熟成した」
「伝統の〇〇製法を取り入れて」
「厳選したスパイスを使用」
などは曖昧で、書きようで
どうとでもなる。


結局、必要記載事項を除いて、
明確な数値以外は自己ピーアールとして
書けるとも言える。


さらに、面接の場合は、
会社が採用評価の根拠としたことと
無関係のことであれば、
ある程度大目に見てもよい
との考え方もある。


たとえば英語の能力を評価して
採用する外資系商社の面接で
TOEICの点数を高めに申告したら詐称だが、
まったく英語力を必要としない会社の面接
においては微妙という話である。


だが、これらは一般論、
自分の考えはちょっと違う。


そもそも詐称や過剰なピーアールは
すべて自分目線な話である。


相手目線にたって考えた時、
ウソの経歴や自分を過大に見せて
購入(採用)されたとして
そのお客(会社)のためになるだろうか。


発想を変えるべきである。


採用側にとってのベネフィットをよく知り、
自分の引き出しの中にあるもので
提供できるものを整理、編集して提示する。
それだけでいいじゃないか。


そこには詐称とか過大ということは
入り込む余地がないはずである。


相手(採用側の企業)が受け入れなかった
とすれば、それは商品がダメだったのではなく、
ニーズが合わなかっただけである。


ニーズが合っていないのに
間違って購入され、苦情を言われても
こちらも困るわけだから、
むしろ買わない(採用しない)でくれて
ラッキーと思うべきなのだ。


結局、プロフィールづくりの真髄も
この点にあって、


購入者(採用者)目線に近づけて
自分の特徴や経歴を編集し、


どれだけ的確に自分を表現できるか
ということなのである。



  

  • Posted by グッドリスナー at 23:55Comments(0)

    2014年08月31日

    就職面接での見られ所とは?


    就職氷河期はかなり
    緩和されてきたとはいえ、
    一流といわれる企業への
    就職は相変わらず厳しい。


    なかでも最大の難関と
    されるのは面接である。


    面接をクリアするための
    セミナーや個別指導もあると聞く。


    だが、面接は確かに重要ではあっても
    わずか数分から長くても数十分で
    すべてがわかるわけがない。


    面接官は人を見抜くプロだから
    短い時間で適否をすぐに判断できる
    という人もいるけれど、
    それは買いかぶりである。


    人間は多面的でとらえどころがない
    というのが実際だから、


    ベテランの面接官にしても
    いやベテランであればあるほど
    そんな自惚れは持っていない。


    では就職面接で面接官は
    何を見ているのか。


    それは自社にとって
    「この人は就職したら何を提供
    してくれるのか」
    それを見ている。


    だから「ありのまま」や
    「とらえどころがない」状態で
    差し出されても面接官は
    困るのである。


    採用されたい側としては
    自分の中の引き出しをよく整理し、


    採用されたい企業に対して
    何を提供できるのかを一本の物語
    のように編集する。


    面接官といえど人間だし
    短い時間で判断するのは至難なので


    面接を受ける人が
    「会社に何をもたらしてくれるのか」、


    それが独りよがりでなく
    会社の求めているものと一致しているか
    それだけを判断する。


    こう考えると面接の前に
    ある程度勝負は決まっている
    ことがわかる。


    つまり、自分の中で目的の会社に
    が必要としていることが何かを知り、
    「きちんと分かりやすく整理編集すること」
    である。


    面接する側の経験者としては
    何を考えているのかわからない、
    こちらのニーズに応えてくれるのか
    わからない
    というのが一番困る。


    これは商品を購入する時と
    まったく同じ心理だ。


    誰だって、商品の中身や
    特徴がよくわからない、


    自分のニーズを満たしてくれるのか
    わからない、という状態では
    商品を買わないだろう。


    とどのつまり、面接とは
    第一印象だけでなく、
    商品戦略が必要な作業
    なのである。



      

  • Posted by グッドリスナー at 12:00Comments(0)