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Posted by たまりば運営事務局 at

2014年07月07日

これからの世の中は、組織も働き方も大きく変容する


人は太古の昔から
生きる糧を得るために
何かを実現するために
働いてきた。


働くということは
人というものの根源の一つで
働き方に違いはあっても
そこは共通している。


現代では多くの人が
企業という組織に関わって
働いている。


でもこの企業という形態、
そんなに古いものではない。


日本では、せいぜい明治時代の
初めころからだから
150年くらいの歴史しかない。


この企業での働き方、
定時に決められた場所に出社し
定められた目標に従って仕事をこなし、
対価として月給という報酬を得る。


これまではその形態だけで
良かった。


でも、これから大きく変容
していくことは間違いがない。


理由はいくつかあるが、
すぐに思い浮かぶのは


人口減社会、女性の社会進出、
情報通信革命、超巨大低価格クラウド、
モノからココロへの価値観の転換
などのキーワードである。


従来の企業活動は、
良質で競争力の高いモノやサービスを
大量に生産して販売することを
前提に組み立てられてきた。


だが、モノもサービスも、
そして知識も


提供する企業よりも
提供される需要者側にとって
優位な世界が現れたことによって、
状況は大きく変わってきている。


これからの「提供される側」
の人々に対応する方法として、


企業という形態、そこでの働き方が
最善の方法とはもう言えなくなってきた。


わかりやすく言えば
会社で働くという行為を
必ずしも必要としない社会が
到来したということ。


つまり、個人が価値を提供する場でも
主役となる社会が出現した

ということ。


たとえば、IT技術と通信インフラの充実は、
わざわざ時間とコストをかけて
会社まで出かけて行って
自宅よりもパフォマンスの劣る
端末を使って仕事をする意味を
消滅させつつある。


また、瞬時に必要な情報が
検索によって入手でき、
ネットから当日中に物品が届く
社会では、都市に住むメリットも
非常に小さくしている。


会社組織もその当時の社会形態に
適合しているからこそ威力を発揮
できたが、


社会の根本を支える前提が
変われば変容せざるを得ない。


想像だが、遠くない将来、
働くということは、


個人が個人として
自分の強みである技能や
専門知識、経験を、
プラットフォーム的なエージェントを
通じて提供する


という形になっていくのでは
ないかと思っている。


このエージェントが今の企業に
取って代わる存在だが、


組織員としての社員を抱えている
現在の企業とは全く異なるものである。


今でも、個人事業起業者の方で、
経理や財務、秘書業務を
必要な時に必要な作業だけ
フリーの業者(多くは在宅主婦の人)
に委託して、固定費を節約している人がいる。


情報通信革命と超巨大低価格クラウドが
そのハードルを極端に低くした。


人口減社会の問題も
女性の社会進出も
福祉の財源の問題も


議論の多くがこれまでの
企業での働き方を前提にしているが、


社会の前提が大きく変わっている
という視点が抜け落ちていると感じる。


これからの世の中は、
年齢も性別もキャリアも関係なく、
「個としての強み」を持った人に
有利に働く

ことは間違いない。


企業の中でしか力を発揮できない
タイプの人にとっては、
ずい分と住みにくい世の中になる
だろうけれども。



  

  • Posted by グッドリスナー at 23:55Comments(0)

    2014年07月07日

    七夕だというのに巨大台風接近とは!


    きょうは七夕。
    遠距離恋愛中の織姫さんは、
    彦星さんに今年も会えそうにない。


    新暦の七夕は、梅雨の真っ最中
    だから、だいたいいつも
    天気がよくない。


    七夕を「たなばた」と読むのは
    なんだか変だが、


    元々は「棚機」と書いて
    いたものに七夕(しちせき)を
    あてたことに由来するそうだ。




    ところで今日本列島に
    接近中の台風8号、
    とてつもなく強大だ。


    沖縄宮古島最接近時点での
    瞬間最大風速は75m/s、
    中心気圧は、なんと
    910hpaと予想されている。


    75m/sという風速は
    立っている人間が吹き飛ばされて
    しまう風速で、


    テレビでお決まりの
    現地レポーターなどは
    風の中にいることが出来ない風速。


    また、中心気圧の方も
    970hpaくらいで強力、
    950hpaで非常に強い
    と言われるくらいなので、


    日本接近時点で910hpaなんて
    もうメチャクチャだ。


    しかも速度が20km/hと遅いので
    停滞している梅雨前線に大量の
    水分を送り込み続ける。


    最近の気候は地球温暖化の影響か
    激甚化しているが、
    この台風はかなりヤバい。


    衛星画像の台風の目を見て
    不謹慎だが、思わず
    「天空の城ラピュタ」を連想
    してしまった。


    あれは巨大低気圧の中心に
    飛行石で浮かせた城=ラピュタが
    あるというストーリーだった。


    自分が仙台にいた90年代の初め頃、
    台風22号というのがやってきて
    街中が水浸しになったことがある。


    その時、ふだんは小川程度だった
    小さな川が氾濫寸前の激流となり、
    道路も冠水で川と化した。


    やむなく乗っていたミニバイクを
    歩道上延々と走らせ、なんとか帰宅
    できた思い出がある。


    小さい頃溺れかけたことがある自分だが、
    この時初めて水というものに対して
    恐怖を感じた。


    どんな経験も無駄なことはなく、
    糧になるとすれば
    このような経験は何に
    役立つのだろう?


    一つ言えることは
    どこかに家を買う、借りる
    という時は、


    水が出た時のことを
    絶対想像しておいた方がよい
    ということ。


    何かで聞いた話では、
    地名に「沢」とか「谷」、「窪」
    とつくような土地は
    避けた方がよいという。


    平時こそ、災害時の状況を
    連想できるようにして
    おかなくてはならないよね。



      

  • Posted by グッドリスナー at 17:30Comments(0)