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Posted by たまりば運営事務局 at

2014年06月07日

集団の中に入った時、どうして個性が発揮できなくなるのか?


時節柄、W杯サッカーの話題。


今ブラジル大会の日本代表は
みなそれぞれ個性が際立っていて、
いいメンバーだと思う。


W杯出場国の常連となってからの日本は、
年々着実に強くなり、本当に選手層も
厚くなった。


それだけに期待も大きく、
以前のようにW杯に出場さえできれば
あとは負けてもあまり批判されない
というわけにはいかなくなった。


ただ、ずっと変わらず気になっている
ことがある。


それは、所属チームでは
輝いている個性が、どうも日本代表に
入ると光を放たなくなっている
ように見えることだ。


それは対戦相手のレベルが
高いからということもあるかもしれないが、
必ずしもレベルの高くない相手の時も
同様である。


だいたいレベル云々でいえば、
欧州のビッグクラブに所属している
選手にとって、日頃所属チームで戦って
いる相手は、並みの国代表チームよりも
レベルが上のはずである。


自分の見方はこうだ。


日本人の特性として、
日本代表のような環境に置かれると
自分の個性より集団の和を優先する
意識が強く働くのではないか、と。


個性の輝きで貢献しようとするより、
集団方針の中で自分の個性を
活かそうとする。


所属チームで暴れん坊といわれた
選手が、借りてきた猫のように
大人しくなってしまうケースはよく見かける。


自分は、今の日本代表レベルの
ポテンシャルなら、
それぞれの持ち味を存分に発揮すれば
もっとずっとやれるはずと思っている。


しかし、なかなか発揮できていない。


このことはサッカーチームにかぎらず、
日本では会社などの組織の中に入ると
個人が埋没しがちなこととも
通じるところがあるかもしれない。


今の企業は個性重視の掛け声とは
裏腹に、益々「個」が圧殺される方向にある。


真にクリエイティブな社会を目指すなら
「個」を取り戻す方策を真剣に
考えなくてはならないと思う。



  

  • Posted by グッドリスナー at 16:00Comments(0)

    2014年06月07日

    あなたの強みは誰が探している?


    自分にとっての有利なポジション、
    「ウリ」が見つかったら、
    次の作業は「相手」を見つけること。


    いくらウリのことがあっても
    相手が見つからなくては
    メッセージ化できない。


    とはいえ、
    「こんな強みなんて
    誰にとって有効なのだろう」
    とはなる。


    この問題をクリアするためには、
    対象となりそうな市場、
    就活であれば企業分野を細かく
    分けてみるのが有効である。


    たとえば、士業の場合、
    弁護士とか税理士、
    社会保険労務士といっても
    あらゆる分野に精通している
    わけではなく、得手不得手は
    あるはず。

    例えば税理士、
    シロウトから見ると
    税に関することなら何でも
    知っているように見えるが
    税に関わることというのはとても
    広範囲かつ複雑で、
    税理士といえども「こんなことも知らないの」
    と思うことは多々ある。


    これは机上の空論ではなくて
    自分も実際に体験しているし、
    当の税理士の方の弁でも
    企業財務には詳しいが
    「相続に関しては正直、全く素人です」
    と言われたこともある。


    それはその先生が不勉強なのではなく、
    現代においては専門家といえども
    ごく一部についてしか詳しくない
    というのが普通なのだ。


    IT関係のエンジニアでも
    Wordなどのオフィスツールに関しては
    素人同然というより、素人以下
    の人もたくさん知っている。


    だから現代社会においては、
    広くて浅い専門家ではダメで、
    「〇〇についてのスペシャリスト」
    でなければ意味がないことを
    示しているともいえる。


    自分の強みを必要とする人は
    どんな人なのか、
    どんな状況におかれている人が
    あなたの助けを必要としているのか、
    どんな悩みを持っている人が
    あなたの強みに共感するのか


    それを徹底的に細く深く
    絞り込む必要がある。


    絞り込みにおいては、
    概念的、定性的な要素だけでなく
    数値化、場所の特定化ができていると
    尚更よい。


    前出の税理士の例でいえば
    相続課税限度ぎりぎりで
    親の財産を相続することになった
    横浜市在住の50歳代とか、である。


    さらに相続すら幅が広いので
    その中でも不動産の相続とか
    得意分野を絞っておく。


    士業の場合、地域性がある職業なので
    場所の情報は必須だ。


    そこまで明確にした上で
    自分はそれに対して何ができる人なのか
    ポジション=立ち位置を鮮明にする。


    そこまで行ければ
    その特性を探している人にとっては
    他の多くの税理士ではダメで、
    選択肢として非常に優位な立場に
    立つことになる。


    世の中に同業や競合が多い場合ほど
    得意分野が活かせる対象=誰を先鋭化
    させる必要がある。


    就職の場合も同様で、
    誰を見つけることが出来れば
    攻略方法は極めて明確になる。
    そこから先は戦略あるのみである。



      

  • Posted by グッドリスナー at 10:00Comments(0)