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Posted by たまりば運営事務局 at

2014年05月28日

キャリアアップできない仕事に就いていると嘆く前に


比較的単純作業中心の仕事
に就いている方で、
キャリアアップができないと
悩む人がいる。


特に就職や転職で
キャリアや特技を聞かれた時、
自分には何も「これについては」
と言えるものが無いと思ってしまう。


そんな人にまず言いたいのは、
何も仕事だけがキャリアではない
ということ。


よく、「わたしなんか平凡な主婦で
履歴として誇るようなことは
何もない」という人もいるが
これも同じである。


プロフィールづくりでは、
仕事以外のことを多く聞く。


それは仕事などその人の全体像の
ごく一部でしかないといことも
あるけれど、


人間としての引き出しは
仕事以外の部分にたくさんあって、
そこに宝が詰まっているからである。


どんな幼少期を過ごしたか、
どんな小学生、中学生、
学生時代だったのか。


好きだったこと
嫌いなこと
打ち込んだこと
嬉しかったこと
悲しかったこと


そのすべてが今の人格を
形成している。


仕事は時間量としては
大きくても、要素の一部である。


自分にキャリアの無いと思う人でも
無からある日突然大人として出現
したわけではないだろう。


何か好きなことがあったとしたら
その理由があるはずである。


どうしてそれが好きなのか
なぜ何をやっても長続きしない
自分が、それだけは好きで
やることができたのか?


宝物の詰まっている引き出しは
その近くにある。


キャリアが足りないと思うのなら
その好きなことを徹底的に
掘り下げる方法もある。


そんなこと言ったって
その道のプロなんかいくらでもいて、
自分なんかと思うかもしれないが、
それも間違い。


アタマ一つだけ
普通の人より詳しいだけでも
十分に「それについては詳しい人」
である。


さらにキャリアとして誇るための
コツは、ぐっと狭い範囲に
フォーカスして詳しくなることだ。


例えばバイクが趣味だったら
バイクはバイクでも
特定の機種のファンで
しかもある年に生産された
モデルだけとなれば
より詳しい人はグンと減る。


限定すればするほど
競合は減るので、
エッジは立ってくる。


詳しくない人から見れば
それもすごいキャリアに見えてくる。


何もないと簡単にあきらめないで
自分をもっと発掘する必要がある。



  

  • Posted by グッドリスナー at 16:00Comments(0)

    2014年05月28日

    織田信長はなぜ軍師を持たなかったのか?


    自分は、子供のころから
    歴史が大好きで、
    小説だけでなくいわゆる
    学術本もよく読んだ。


    その中で、大河ドラマでも定番スターの
    織田信長は、実に不思議なというか
    特異な武将である。


    中世的な秩序を破壊して
    近世の扉を開いた功績は
    誰しもが認めるところではあるが、
    異常とも見える所業には
    不可解な部分も多い。


    彼は幼児の時から癇性が強く、
    衝動性と計画性が同居していて
    常識とされていることでも
    平気で否定してきた。


    突飛な行動も多かったが、
    誰もが思いつかないような
    アイデアに一直線にたどりつき、
    それを実行する行動力を持っていた。


    反面、愛憎が甚だしく
    自分を一度でも裏切った人間は
    心の底から憎悪し、


    たとえ何十年たっていても
    許さず、林通勝や佐久間信盛のように
    父の代からの重臣であっても
    用済みとなれば平然と放逐した。


    こんなキャラクターに部下は、
    尊敬しつつも恐れおののき、
    結局は最後にそのことが本能寺の変
    を招く一因となる。


    歴史上、古今東西信長のような
    偉業を達成した武将には必ず
    謀将とも軍師ともいえる存在が
    ブレインとしているのだが、
    信長は孤独である。


    豊臣秀吉における竹中半兵衛や
    黒田官兵衛、
    徳川家康における石川数正や
    本多正信のような存在
    がいないのである。


    これは実に不思議なことで
    織田信長という武将の
    特異性を示していると思う。


    軍師のような存在は、
    武将がいかに傑出していようとも
    戦術の客観性を担保するためには
    必要な存在である。


    しかし、信長にそのような存在はなく、
    誰かの意見を取り入れた形跡が
    ほとんどない。


    信長の母の土田御前という人も
    激しい性格だったようで、
    彼もそれを受け継いでいたのかも
    しれないが、


    自分は、織田信長には発達障害の
    傾向が顕著に見られると思っている。


    発達障害の障害というのは、
    「disorder」の訳語だが、
    この訳は不適切で、本来
    発達アンバランス症候群とか
    強い傾向を持ったというべき
    ものである。


    織田信長は、常人とは違う
    バランスのまま大人になり、


    突出した才能の部分を存分に使って
    それを独創的な天下統一という
    作業に振り向けたのではないのか。


    こう考えると、
    彼が軍師を持たなかったのも
    道理と思えてくる。


    彼の独創には誰もついていけないし、
    軍師のような存在はむしろ邪魔ですらある。


    歴史には、似たキャラクター
    というか後世の人間にとっては
    似た印象を受ける人物がいるものだが、


    織田信長だけは、史上に似たタイプ
    という人物を見出しにくい。


    強いて言えばナポレオンだが、
    この人も発達障害であったらしい。



      

  • Posted by グッドリスナー at 10:00Comments(0)