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Posted by たまりば運営事務局 at

2014年05月25日

会話が苦手という人ほど気の利いたことを話そうとしている


スピーチでも一対一の会話でも
ふっと話の途切れてしまう瞬間
というのがある。


あれは気まずいもので、
そんな時はついつい話の接ぎ穂
を探して空白を埋めたくなる。


プレゼンテーションや
スピーチでは、なおさらである。


何か面白い話で埋められないか
聞き手が乗ってくる話のネタは
ないかと考える。


だが、実はそれはあまり
気にしなくてよいのだ。


空白をつくりたくない
つくってはいけないというのは
実は自分目線のこと。


誰しも好感は得たいと思うものだが、
聞き手のほとんどはあなたの話に
関心はない。


ある研究によると
十人聞き手がいると


話し手の話の内容を
ちゃんと聞いているのは
わずか一人だそうで、


三人が話し方、六人は表情や
全体の印象の方に
注意が向いているという。


だから空白を埋めよう
などと頑張る必要はない
のである。


しかし逆に言えば
これは話の内容より、
表情の方が大切とも
言えることである。


にこやかに話をすることは
仏頂面で内容のあることを話すより、
コミュニケーションとしては
まさっているということでもある。


外国などで笑顔で
身振り手振り話すことが
有効であるのも同じ理由からだろう。


空白など気にせず、
にこやかに話をすることを
心掛けたい。


  

  • Posted by グッドリスナー at 16:00Comments(0)

    2014年05月25日

    サッカーチャンピオンズリーグ決勝で見たこと


    ヨーロッパでは、ワールドカップ以上に人気
    のあるのがサッカーチャンピオンズリーグ。


    年々ファンが増え、
    今までそれほど関心の無かった人も
    視聴するようになってきた。


    2014年シーズンの決勝は、
    同じスペイン勢、しかも同じ都市を
    ホームとするレアル・マドリードと
    アトレチコ・マドリードだ。


    試合は生で見たが
    手に汗握る展開で、


    後半終了間際、
    アディショナルタイムに
    追いついたレアルが
    結局延長戦でも得点し
    結果的には4-1での勝利となった。


    自分が見ていて
    「うーん、やはり栄光が
    目前に迫るとこうなってしまうのか」
    と思ったのは、
    レアルに追いつかれる直前の
    アトレチコの戦い方だ。


    アトレチコは全員が自陣に引き、
    がっちりと守備を固めて
    1点のリードを守って逃げ切ろうとした。


    だが、こうした戦術は往々にして
    失敗する。


    攻撃力が並みのチームが
    相手ならそれでも良かっただろうが、
    相手はC.ロナウドやベイル擁する
    レアルである。


    結局終盤はサンドバッグ状態で
    レアルの攻撃を受けることになり、
    ついに鉄壁の守備を破られ、
    失点してしまった。


    それまで一度の敗戦もなく、
    失点も最小限にとどめてきた
    アトレチコも、
    栄光に手の届く目前では
    普通のチームに戻ってしまい、
    守りに入ってしまった。


    人や集団は、大きな成果が手に
    入りそうなとき、
    守りに入りがちだ。


    でも、こんな時は
    攻撃こそ最大の防御ではないが
    守りだけに専心しない方がよい
    場合が多いのだ。


    栄光ではないが、
    窮地に立たされた時も
    むしろ攻めに転じた方が
    活路が開けるというもの。


    サッカーに限らず、
    スポーツイベントの大舞台
    では、ぎりぎりの状況の中で
    そんな人間法則が垣間見られ、
    たから面白い。



      

  • Posted by グッドリスナー at 16:00Comments(0)