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Posted by たまりば運営事務局 at

2014年05月09日

5月9日の記事


山手線外回りに乗って
渋谷から原宿まで来たら
そこで停止してしまった。


工事用の信号が作動したので
安全確認をしているという理由と
架線にビニールが引っ掛かった
という理由の車内放送があった。


しかし、復旧までの時間はわからない。


原宿を含め山手線の駅の
ほとんどは他線への乗換が
可能だから、
ここで悩むことになる。


目的地に行くためには、
すぐに運転再開するなら
そのまま乗っている方が早い。


しかし、復旧に時間がかかるのなら
多少遠回りとなっても
他線に乗り換えた方が早い。


このようなシーンは
実に悩ましい。


気の短い人は
さっさと下車して
乗換える。


気の長い人は
そのまま下車せずに
じっと車内で運転再開を
待っている。


さて、あなただったら
どうするか?


自分の場合は、
多少なりとも時間に余裕がある
時は待つ方を選んでいる。


その方が結果として
目的地までの時間がかからない
ことが多いのを経験的に
知っているためである。


この時も結局比較的早く
運転が再開されたので、
正解だった。


人にとって過去の経験は
現在の判断に大きな影響を
与えている。


過去の経験は、
あたかも年輪のように
積み重なり、
自分でも意識していないところで
判断に影響を与えている。


プロフィールづくりで
インタビューする際、
「なぜその仕事を選んだのか?」
と問うても思い出せなかったり、
漠然と答える人が多い。


しかし、何がしかの決断というものは、
衝動的な決断を含めて
意外と過去の些細な経験、
自分でも忘れているようなことに
影響されている。


だから、過去のことを
少しずつひも解いていくことで、
なぜなのか理由が分かってくることは
たくさんあるのだ。


前に進む道は実は無数にあるのに、
あえてその中から今日歩んでいる
道を選んだのにはきっとワケがある。



  

  • Posted by グッドリスナー at 17:00Comments(0)

    2014年05月09日

    これだけは任せてくれという武器を持つ


    ブランディングとは
    自分だけの武器を見つけ出して
    アピールする作業だが、
    そも武器とは何か?


    武器とは、
    「これだけは任せてくれ」とか
    「これだけは大概のヤツには負けない」
    こと。


    単なる強みとは違って
    かたちがくっきりと見えるもの
    が武器になる。


    資格はわかりやすいが、
    それだけでは
    武器にならないことが多い。


    公認会計士、英検一級とか有っても
    それだけで人に負けないとは
    言えないだろう。


    でも公認会計士で英検一級、
    それにプラス剣道五段といったら
    日本に何人もいないから
    完全に武器になっている。


    そんなハイレベルの資格や技能
    ではなくても、
    ちょっとだけ凄いことの
    組み合わせで武器になることもある。


    自分の場合、
    工事監理技術者という有形の資格があり、
    それだけなら他にゴマンといる
    ありふれたステータスだが、


    新事業の企画立案、
    運営を数多く手掛けてきたこと


    製品クレームの対応や
    説明プレゼンに強いこと
    とほんの少しだけ人より得意なことと
    組み合わせることで
    武器になる。


    ひとつひとつの価値は小さいが、
    ある方向に向けて
    組み合わせると武器になる。


    武器はまた意図的に作ることも
    できる。


    ある分野に打って出ていきたいため
    武器が必要だが、持っていないとする。


    そんな時は努力して経験を積み
    手に入れることだ。


    そんな大変なこと
    やっていられないって?


    これから医師になろうとか
    弁護士や公認会計士資格を
    取ろうというのなら
    それは大変だけど、


    ぶつけたい相手が明確というか
    絞られている時は
    そんなに凄いレベルの武器は
    必要ないことが多い。


    この点に関しては
    面白い話がある。


    先年芸能界から引退した
    島田紳助さんの話だ。


    ある分野で簡単にすごいと
    思われるためには
    広く浅く勉強してはダメだそうだ。


    専門にやっていたり
    長い経験のある人には
    到底短期間では追いつけないからだ。


    ではどうするか?


    ある一点だけ深く深く調べ
    勉強するのだ。
    普通に詳しいレベルでは
    知られていないようなことを
    あえて調べて勉強家する。


    たとえば紳助さんは
    プロ野球の話題について語る時、
    あるチームの一軍すれすれの
    選手一人に絞って
    出身校からエピソードなどを
    徹底的に調べる。


    一人だけだから
    たいして時間はかからない。


    だが、そんな一軍すれすれの選手
    のことなど専門家でも詳しくは
    知らないから、
    その選手のことを語ると
    周りの人は「ホーッ。紳助さん
    プロ野球に詳しいんですね」となる。


    長時間しゃべらなくては
    ならない時はこの手は使えないが、


    世の中、
    長時間自分をアピールする時間など
    まず与えてもらえないから
    大丈夫なのだそうだ。


    つまり、総合大量販売店ではなく、
    専門店を目指す。
    一点集中することで武器になる
    のだ。


    ところで前出の紳助さんの場合、
    ポイントは「一軍すれすれ」
    にある。


    有名な選手の情報は
    広く知られ過ぎているし、


    あまり無名だと
    そもそも周りに興味を持って
    もらえない。


    「すれすれ」「そこそこ」
    「なんとなく知っているが、
    詳しくは知らない」あたりが
    狙い目だ。


    紳助さんの凄さは
    そんなところに目を付けられること
    にある。


      

  • Posted by グッドリスナー at 10:39Comments(0)