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2015年01月26日

プロとは何か ビートたけしが若手芸人を叱った言葉


アサ芸プラスに面白い記事があった。


記事は、たけしとたけし軍団が
勢ぞろいした生放送で
オンエアしていない時に起きた
出来事についてのものである。


番組ではたけしがMCを務め、
好き勝手な進行とデタラメな発言を繰り返し、


それに対し軍団全員が客席から
容赦なく野次を飛ばしてツッコむという内容。


放送開始直後、ある若手芸人の飛ばした野次が、
たけしの中でどうにも許せなかったようで、


CMに入った途端、顔色を変えたたけしは、
「おい、お前の野次は何だよ!
つまんねーことばっかり言いやがって!」
とマジ切れしたという。


その場にいた記事を書いた人によると、
若手芸人の野次は確かにたけしが怒るのも無理はない、
お門違いな野次だったそうだ。


オンエアに戻るとたけしは
何事もなかったように“明るいたけちゃん”に戻り、
その後、番組は盛り上がり、無事に生放送を終了した。


その後、忘年会も兼ねた真夜中の打ち上げがあり、
お開きの時、たけしが語った言葉は、


「今日はちょっと収録中に怒ったけど、
俺たちはプロなんだから、それで飯を食ってんだから。
他がダメでも何でもいいんだけど、
お笑いだけは誰よりも気を配って、
神経を使ってやらなきゃダメなんだ」
というもの。


たけしは、
流れにまかせて無神経な(プロとしての自覚の無い)
野次を飛ばした、その軽率さに対して
無性に腹が立ったのだ。


これはたんに「すべる=受けない」
というのとは違うだろう。


若手芸人の野次の内容はわからないが、
おそらくプロのお笑い芸人らしくない
発言だったのだろう。


この話、プロとしての仕事に対する
心構えを考えさせてくれる。


およそプロとして周囲に期待されることは、
その道の専門家としての才智である。


レベルの高い低いはともかく、
日常の多くの時間をそれに割き、
専心しているからこそ得られる何かを
人は期待しているのだ。


どんな職業であれ、ビジネスであれ、
その道のプロと呼ばれることが
どんなことを期待されてのものか
よくよく考えなくてはならない。




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    Posted by グッドリスナー at 17:00│Comments(0)きょうの言葉
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