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2014年10月23日

良好な人間関係を築くホルモンがあった


良好な人間関係は、
人が社会生活を営むにあたって
とても重要なことである。


従来、それはその人の性格や人格、
人生経験に由来するものと思われてきた。


しかし、最近の医学研究では、
オキシトシンというホルモンが
脳に作用していることがわかっている。


オキシトシンは、女性に多く、
子宮収縮や乳汁分泌に関与しているが、
男性にも存在している。


このホルモンは逃走欲や遁走欲を緩和し、
恐怖への感受性を抑えて
穏やかな人間関係を築くホルモン
としても知られている。


これを実験であらためてヒトに投与すると、
驚くべきことが起こる。


相手への信頼関係が劇的に増し、
金銭取引などで相手のことを盲信
してしまうのだという。


騙されて痛い目にあっても
オキシトシンを投与されると再び
相手を信用してしまう。


こんなホルモンが悪用されたら
世の中どうなってしまうのかと
怖ろしくなる。


人の心の働きというものは
科学的に見れば物質の作用という
身もふたもない冷厳な結果でしかない
のかもしれない。


ちまたではコミュニケーション術が
おおはやりだが、


オキシトシンを服用して会合に出れば
みんな仲良しということになってしまい、
これらのノウハウは無用の長物になってしまう



だが、おそらく大丈夫。


真のコミュニケーション力というのは、
信頼関係のない相手に仲良くなってもらう
ことではなく、


理詰めでお互いの意思疎通を可能に
することなのだから。




  • Posted by グッドリスナー at 12:00│Comments(0)
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