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Posted by たまりば運営事務局 at

2015年02月03日

色の違いはスポーツの勝敗にも影響する

ボクシングを見たことのある方は、
リングのコーナーには赤コーナーと
青コーナーがあることをご存知だろう。


本来色による有利不利は無いはずだが、
なぜか赤コーナーの選手の方が青コーナーの選手より
統計的に勝率が高いという。


プロボクシングでは一般的に
赤コーナーの方にランクの高い選手が入るので
ある意味当然の結果だが、


抽選でコーナーを割り当てる
アマチュアにおいても赤サイドの
勝率が20%近く高いというから不思議である。


また逆に、パソコンのモニターの枠は、
赤にすると能率が下がり、
青にすると上がるという。


テストの問題用紙の上端を赤色にすると、
他の色のときより成績が落ちる。


人間科学の研究者によると
「色にはそれだけで力がある」らしいのだ。


色に対しては、人間にはあらかじめ
インプットされている情報が存在している。


だからモノクロ写真を見た時と
同じ写真をカラーで見た時とでは、
カラー写真で見た時の方が
湧きだす情報量が段違いに多くなるのだ。


色のイメージは、脳の中に蓄積された
記憶、学習、経験などと非常に深く関わっていて、


脳の中に「この色はこういう意味を持っている」
という情報が、歴史的あるいは経験的に
インプットされているらしい。


赤い色の衣服を身に着けると、
暖かく華やかに感じ、
生き生きするような気がするのは
実は脳がそう感じさせているのだ。


色とイメージの連動は、大脳辺縁系という
脳の古い方の皮質の中にあって、
この部分は人間の生命体としての根幹を
なすところである。


脳科学の見地からも勝負服というのは
やっぱり存在するようである。



  

  • Posted by グッドリスナー at 17:00Comments(1)カラー