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2014年12月26日

12月26日の記事


TBSテレビ系列で、
「プロ野球戦力外通告」という番組がある。


個人事業主であるプロ野球選手は、
戦力外は解雇ではなく、
厳密には契約終了である。


それまでの人生の大半を野球一筋で
生きてきた選手たちにとっては
いきなり一般社会に放り出される
青天の霹靂である。


戦力外となり、他のどこの球団とも
新規契約が無ければ仕事を探すしかないが、
その後の人生は様々である。


全く別の仕事に就いて成功している人もいれば
過去の栄光を引きずって身を持ち崩し、
転落の人生を歩む人もいる。


ただ成功している人に共通するのは
プロ野球選手時代の経験を
自分を成長させてくれた貴重な体験だった
として肯定的に捉えていることだ。


プロ野球選手というのは、
たとえなりたいと思っても
素質と実績に恵まれた
ごく僅かの人しかなれない職業である。


人生に肯定的な人は、
選手として実績を残せなかったとしても
そんな貴重な、普通の人には決して出来ない
体験をしたことを財産だと思っている。


実際、ビジネスプロフィールづくりの観点でも、
このようなキャリアは稀少性が高く、
強い訴求力を持つので
非常に強力な武器になる。


だが、プロ野球選手ほどの稀少性はなくとも
人生の過去のある時期に
渾身の力をもって頑張った体験というのは
誰の場合でもその後の人生にとって
大きな財産になっている。


キャリアとしての評価では、
結果が残せたか残せなかったかよりも
その時にどれだけ頑張ったかという
自分の中での価値評価の方が
むしろ重要である。


前向きで人生に肯定的な人は、
「あの時あれほど頑張れたのだから」
と思える人である。


後ろ向きで人生に否定的な人は
「かつての自分は素晴らしかった。
なのに今の自分は」
と思う人である。








  

  • Posted by グッドリスナー at 17:00Comments(0)過去のキャリア